2018/04/02 Mon
 現役公務員時代、2000年4月から2016年3月まで、堺市役所本庁からこの区役所に「島流し」のように不当配転され一切の昇進栄達の機会を奪われた職場。2000年4月この桜を見ながら、「負けてなるものか」と誓った桜。
 一昨年退職して2年。すっかり忘れていた感覚が、この風景で蘇った。
  しかし、なぜか懐かしい。あそこまで蹴落とされたからこそ、覚悟を決めて16年間闘い続けられた。悔いなき木っ端役人人生。
  今の私があるのも、2000年4月のこの桜と区役所である。

介護保険は詐欺だ と告発した 一公務員 恥ずかしながら18年前のこの桜の誓いが 原点である。

拙著「『介護保険は詐欺だ』と告発した公務員」   


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Category: 雑感・雑記
2018/03/31 Sat
 一昨年3月末に公務員(堺市職員)生活に終止符を打ち、「第2の人生」を踏み出して丸2年が過ぎた。

 週5日、大阪市西成区でケアマネジャーとして働き、週1日は京都の大学で社会福祉行財政論と福祉計画論を教えさせていただいている。残った時間で、大阪社保協や介護保険料に怒る一揆の会などの活動と、各種学習会などの講師活動と若干の執筆活動を行っている。

公務員時代と比べると収入は半分以下に激減し、休む日・時間も減ったが、何の気兼ねもなく、自由にのびのびと、働き、闘い、学び、そして教えることができる日々に感謝である。もっと早く、この生活に踏み出せばよかった! 決して若くない私にとって一年一年が貴重であるからである。 

今の仕事・活動・生活を考えてみる。

 まず、「本業」のケアマネジャー。 
 行政の末端で長年介護保険に関わってきた私にとっては「憧れ」の職種であった。
 現在、私が担当させていただいている方は43人。そのうち6人が入院中であるが、乏しい経験の私にとっては、まごつきながら支援させていただいている。2年やって、やっとケアマネらしきことが少しはできるようになったかな、といったところである。
 末期がん・在宅看取りのケアマネジメントを担当させていただいた3人の方は、その生き方・逝き方を通して「人間」を教えてくださった。
 「尊い」ケアマネジャーの仕事の一端に私のような未熟な者でも加われたことに感謝している。

 ところで、そのケアマネジャーの仕事が、今回の介護保険制度改定では、評価されるどころか、行政によってがんじがらめにされようとしている。
 一つは、生活援助回数の多いケアプランの市町村への届出義務化と点検・検証の仕組みの導入である。
もう一つは、市町村による「自立支援型地域ケア会議」による、「多職種」によるケアプランの検証の仕組みである。これは、保険者機能強化推進交付金による「保険者評価指標」によって全国に広がろうとしている。

 「利用者本位」はケアマネジャーの生命である。利用者の暮らしを支え続けることにこそケアマネジャーの存在価値があり、人生の「最期」によりそうことができるからこそ『尊い』仕事だといえる。

 ところが一連の改定は、行政主導で、それも介護給付費の抑制のために、「自立支援・重度化防止」をすすめるというものだ。利用者・家族の参加しない「地域ケア会議」で、利用者に会ったこともない「多職種」が検討する「自立支援型のケアプラン」とはいかなるものか。
 加齢とともに老いゆく体に鞭打つように「自立」をせまる「自立支援型介護」は、高齢者の尊厳を否定しないか。

 残念なことに、ケアマネジャーの全国的職能団体は、この一連の「自立支援型介護」にも「ケアマネジャー管理統制策」に反対していない。それどころは、その幹部たちは、まるで厚生労働省のちょうちん持ちのような言動さえ行っている。私も更新研修で拝聴させていただいた職能団体役員ケアマネたちの「研修」内容たるや、まるで厚生労働省のイヌである。

 3年目を迎える今年、利用者と介護現場を守るためにも、ケアマネジャーを行政が管理統制するこの仕組みづくりに「異議あり!」と声をあげ、行政に抵抗していく活動を本格的に始めようと思っている。 
 大阪社保協での活動や介護保険学習会講師活動も、この介護保険改悪の「主軸」というべき、「自立支援型ケアマネジメント」押しつけとケアマネジャー管理統制への闘いを呼びかけ、広げる場として位置づけて頑張りたいと思う。
 一人ひとりの利用者のよりよい暮らしを支える仕事上の実践と、行政・制度に対する社会的な運動とを車の両輪としていきたい。

 大学非常勤講師としての週1日は、社会福祉の行財政論を学生に講義する。これは今年2年目だが、政府のいう「少子高齢化」危機」「社会保障財政危機」論のまやかしを克服し、福祉国家型行財政への展望を明らかにする舞台としたい。20歳前後の社会福祉を学ぶ若者たちは、未来への明るい展望をもってくない。そして半数が奨学金貸与を受けているなど経済的にも恵まれていない。
 若者たちと、日本の社会福祉行財政の真実を見つめ、政府のいう「高齢社会危機論」「財政危機論」を打ち破っていくような学びを作りたいと思っている。

 「第2の人生」まだまだこれからである。
 

 

 


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2017/03/31 Fri
今日は2017年3月31日。
昨年の同じには私の「公務員生活最後の日」だった。

そして今年は、ケアマネジャー生活1年が終わった日である。

昨年4月、大阪市西成区の診療所併設のケアプランセンターでケアマネジャーとして新しいスタートを切って1年。
早いものである。
はじめて在宅介護に向き合う日。
スーツ・ネクタイからジャージで自転車に乗って走り回る日々。

この一年間、在宅で看取りの利用者さんを3人担当させていただいた。そのうち二人は独居で自宅で最期を迎えられた。

医療と介護のチームで、その人を夜も昼も支え続けて実現した在宅看取り。 私は訪問看護師に怒られながらウロウロするばかりだった。

現在の私の担当させていただいている利用者さんは36人。一人暮らしが半数を占める。老夫婦世帯も多い。

未熟者ケアマネであるが、この方々の暮らしを介護のスタッフの方々と見守り、支え、お手伝いさせていただける仕事に改めて喜びをかみしめている。

役所のあまりにもひどい対応に怒ったり、病院の非常識な対応に振り回されたりしたこともあった。

また、利用者の中には、いわゆる「クレーマー」もいるが、そのクレームの背景にあるものが分かった時、なぜか「共感」することもあり、対応の仕方が分かったこともある。

わずか1年であるが、それまでの37年間の公務員生活では、味わえなかった対人支援の感動と醍醐味を体験させていただいた1年である。

1年間に出会ったすべての利用者さんとご家族、そしてスタッフのみなさんに感謝しながら、明日から2年目のケアマネジャーとしてまた歩みたいと思う。


 
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2016/12/31 Sat
2007年から毎年つくっているおせち料理。今年はよっぽどやめようと思いましたが、やはり作りました。
近所のスーパーへ買い出し。過去のブログを見ながらの買物です。さらに浜寺公園に松葉をとりにいきます。これは焼ぎんなんを刺すためのものですが、大きくて丈夫なのは浜寺公園の松です。
そして夜8時すぎから10時ごろまで2時間余り台所で悪戦苦闘。なんとか2時間余りで完成。
おせち料理といってもできあいのものを多用している手抜です。
まず、全体。 重箱につめると本格おせち料理のようにみえませんか。

壱ノ重

黒豆(出来合いのものを再加熱し栗の甘露煮を加えます)
焼き銀杏の松葉刺し
煮しめ(出来合いの煮しめにきぬさやの塩ゆでを加える。きぬさやはかっこよくカットする。生麩を乗せると豪華に)
紅サケの塩焼き(これはグリルで焼きました。ピンセットで小骨も取りました)。鰆・鯛の塩焼き(同左)
数の子のワサビ付け

弐ノ重

エビの酒炒り(これは自分で作りました。背ワタをとって、塩と酒でさっと炒ります。)
ゴボウのたたき(出来合いのものにゴマだけ加える)
棒鱈(出来合いのもの)
いくら醤油煮(出来合いのもの)
わあさび付けのかまぼこくるみ(自分でつくりました)
小田巻(出来合いのものを切っただけ)
参ノ重

鮭の昆布巻き(出来合いのもの)
高野豆腐(煮て作りました)
かまぼこ(紅白を切って並べただけ)
数の子(出来合いのものを切っただけ)
小鯛の笹付け(出来合いのものを切っただけ)
田作り(自分で作りました)
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2016/05/07 Sat
公務員を今年3月末退職し、民間事業所のケアマネジャーとして1ヵ月。はじめての在宅介護現場。スーツ・ネクタイで堺市の区役所に座っていた生活から、自転車で西成区の街を駆け回る生活へ。

人の生活を見つめ、地域で生きていかれるのを支えさせていただく仕事。毎日が発見と感動。
ところで、この西成区は大阪市の中でもかなり特徴のある街。
人口は11万人あまり。交通の便がよく住・工・商が混在した地域で、、戦前・戦後の早い時期に建った長屋や木造アパートなどの老朽化した建物が密集した市街地や狭い道路が多い。
高齢化率は、37.2%と大阪市平均の24.2%を大きく上回る(平成25年)。
「一人暮らし高齢者出現率」は66.1%と全国の区市町村の中でトップ(2010年。全国平均24.8%)
西成区の生活保護率は、24.3%(2016年1月。大阪市5.45%、全国1.71%)と非常に高い。
医療と福祉、介護を必要とする人が街にあふれている。庶民的で「人情があってあたたく住みやすい」という声もある。
介護事業所も多く、人口11万人ほどの地域でありながら、訪問介護事業所は217、居宅介護支援事業所は112、通所介護事業所も60を数える。
ひとり暮らしで低所得の多い、高齢者をヘルパーやデイサービス、そしてケアマネジャーが支えている。
わたしも新米ながら、その一員。まだまだ分からないことだらけだが、公務員のときには決して分からなかった地域と在宅の現実がここにある。
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プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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