2006/08/31 Thu
 昨日、一揆の会がよびかけ、年金者組合大阪府本部と全大阪生活と健康を守る会の代表に集まっていただき、「高齢者の負担増に反対する共同行動」「怒りの高齢者集会」の相談をした。大阪市内で大規模な集会をこの秋開き、来年の地方選、参院選を展望した地域での運動ができないか。一般の高齢者も参加できるような幅広く、怒りを結集する取り組みができないか。
 ようやく議論はスタートライン。この秋、高齢者が世の中を変える第一歩を大阪から作り出したい。
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Category: 介護保険料
2006/08/30 Wed
昨日の夜は、能を観にいった。「原爆忌」という新作能で、会場は大槻能楽堂。作者は多田富雄東大名誉教授、出演は観世栄夫、梅若六郎といった第一人者で本格的なものである。
 原爆忌の夕暮れ、広島の灯篭流しの川辺を舞台に旅の僧と被爆者の姥、被爆者の老野宿者らが織りなす被爆体験の回想を能で語る。
 伝統芸能の反核・平和がこんなにもうまく合うものかとびっくり。とくに原爆投下の惨状の語りを鼓と笛、地唄を交え、すごい迫力である。灯篭流しののち、父を返せ、母を返せ、人間を返せ、のあの峠三吉の詩のフレーズが地唄で響くのは圧巻である。

 夏の雨や過ぎて いつしか空に虹のかかり 己斐の山々夕映えの 川水に 揺れて流るる灯籠の 赤き燈影を見送りぬ 後の世に語り継ぐべし 過ちは繰り返すまじ常永久に 平和を願ひ祈りつつ 鎮魂の鐘の音 夏の夜空に響きけり 夏の夜空に消えにけり


Category: 雑感・雑記
2006/08/29 Tue
 ある方から、私のブログで天皇問題やヤスクニ問題でいろいろ書いていることについて、「あんなこと書いて大丈夫ですか。身辺の安全に気をつけた方がいいですよ。介護問題一本に絞ったほうがいいのでは」とご忠告を受けた。
 いままでいりいろなことやってきたが、過去2回だけ、身辺に危険を感じたことがある。1度は20年前の昭和天皇が堺市に全国植樹祭に来たとき、「戦犯天皇」の文字を天皇の通る沿道に掲げて妨害した警察ともめたときである。右翼を名乗る複数の脅迫電話があった。2度目は6年前に社会福祉法人の不正を個人で刑事告発したとき、マスコミで報道されてこともあり多くの励ましとともに、いくつか脅迫があった。
 どちらもある程度覚悟の上であったし、何かあっても、それはそれで闘えばよいし、生命・身体に害を及ぼされたとしてもある意味本望だとも思った。
 しかし、今回は、何も行動しているわけではない。ほそぼそとブログに書いているだけ。純粋に思想信条、表現の自由の問題だ。こんなレベルのことまで「身の危険を心配」していただくような世の中になったと思うと情けないとつくづく思う。
 今後も過激人生を通そうと思う。私の存在意義はそんなところか。
Category: 天皇問題
2006/08/25 Fri
今日(25日)は、一揆の会の介護保険料不服審査請求提出行動。大阪府庁に400人分の不服審査請求書を携えた63人の高齢者が集まった。今日午前には八尾市で42人が提出。これまで716人が各市役所・区役所に提出していたので、これで1116人となった。昨年の倍以上のスピードである。とくに年金者組合の多くの支部が取り組んでくれたのが大きい。
 提出行動では大阪府介護保険審査会事務局(介護支援課)が6人ほどやってきて審査請求書受付を行ったが、これが要領が悪く遅い。高齢者は行列を作って待つが、「早くせんかい!」の怒鳴り声も。中には受付する府職員に介護保険料の不満をぶちまける方も居て400人分を受付けるのに1時間半もかかった。
 これからも泉大津市や忠岡町、高槻市などまだまだ提出は続く、次は9月14日に第2次提出行動、審査請求書を山と積もう。
Category: 介護保険料
2006/08/24 Thu
 昨日23日夜は、八尾市で介護保険料不服審査請求書き込み学習会があった。八尾市民主商工会が呼びかけ40人が参加した。八尾市は大阪府内8番目に高い介護保険料で、45%の大幅値上げ。減免制度は、「生活保護並み」で預金調査、資産調査、自家用車保有調査、扶養調査までやるという、府内で最悪の減免制度である。
 参加者は介護保険料の実態に本当に怒っておられた。「夫は身体障害者なのにいきなり介護保険料が8600円も上がった。弱い者いじめや」という女性。「ワシは年金は70数万円しかないのに年間5万6千円もの介護保険料を天引きされる。払わないとどうなるのか」と口々に怒りの声、声…。審査請求書の書き込み会はわいわいがやがやとにぎやかに。この光景を見ていて、今回の介護保険料の大幅引上げと年金課税強化に本当に高齢者が怒っているとつくづく実感した。「これから毎年不服審査請求をやります」と役員さん。
 昨日の堺市での不服審査請求提出では、330人以上が提出したとのこと。堺一揆の会が街頭で宣伝していたらその場で「ワシも介護保険料には腹が立つ。やりたい」と審査請求書を書いていかれる方も何人もあったという。高齢者の怒りはホンモノだ。
Category: 介護保険料
2006/08/23 Wed
 昨日22日、「ついに逮捕者か」と衝撃が走った。堺市の訪問介護事業所で無資格ヘルパー派遣で不正請求、元社長を逮捕のニュースである。
 無資格のヘルパーを派遣し、介護報酬を不正請求してだまし取ったとして、大阪府警は、堺市の介護サービス会社「サトーコーポレーション」元社長、佐藤秀次容疑者(77)を詐欺容疑で逮捕。佐藤容疑者は介護保険制度が始まった2000年度から介護タクシー事業やヘルパーの派遣をしていたが、当初から無資格のヘルパーを派遣していた。今回の府警の詐欺容疑は1000万円ほど(03年5月詐取分)。内部告発で無資格ヘルパー派遣が発覚し、04年3月、大阪府は事業者指定を取り消し、さらに00~03年度までの不正請求金など約1億3800万円を返還するよう求め、府警に詐欺容疑で告発していた。しかし、同社は破産申し立てをし、返還はされていない。

 不正の実行者を逮捕し本格捜査に乗り出したのは大いに評価できる。「不正は犯罪である」ことを事業者は肝に銘じるべきである。しかし最大の問題点は3年もたってからの逮捕でいかにもスローであることだ。

 それよりも、マスコミが報じないカラクリがある。実は、このサトーコーポレーションの事業者指定取消の直後、佐藤氏は息子を代表者に別の法人で介護事業所を設立し、従業員や利用者の多くをそこに引き継いで、今も堂々と介護事業を行っている。地元の介護関係者の中には大阪府の指導でそのようにしたという話もささやかれている。指定取消を受けて破産した会社「サトーコーポレーション」は1億3800万円もの返還命令は実行せず、別会社はその後も介護事業を継続。なんというカラクリであろうか。このような事例は大阪市内のアイホーム事件をはじめいくつかある。不正で摘発されたら事業所と法人を破産させ、別法人・別事業所で従業員と利用者を引き継ぎのうのうと営業を続ける。このような抜け道を行政は手助けしている場合すらある。
2006/08/22 Tue
 1億7千万円も不正をしながら、事業廃止して「幕引き」。堺市のNPOの障害者支援費不正受給事件で、堺市長らに不正受給支援費全額を返還させるよう求める住民訴訟が起こされた。
 NPO法人は「堺市視覚障害者福祉協会」2003年2月に市からヘルパーステーション「ともしび」の居宅生活支援事業所の指定を受け、同4月から05年6月分まで支援費1億7千万円を受け取った。
 堺市が支援費の請求書などを審査した際、サービス提供責任者が不在、管理者が常勤していない、介護計画書を作成していない――などの基準違反が発覚。協会はサービスを停止し、2005年9月、市に事業所廃止届を提出した。
 堺市市民オンブズマンの石崎さんは今年5月に住民監査請求したが、市監査委員は7月に請求を棄却していた。
 1億7千万円もの不正をたんなる事業所廃止で済ませ、しかも遡って事業所廃止を認め、不正額の大半を返還請求さえしないのは明らかに堺市の不法行為である。
 くわしくは、堺市市民オンブズマンのブログで
   http://sakaiobz.exblog.jp

2006/08/19 Sat
 メールでグループホーム関係者と思われる方から内部告発をいただいた。
 
 内容は
 ・利用者からお金を借りる。事務長に相談したとして利用者を叱る
 ・特定の利用者と外出し利用者の財布から施設の買物をさせる(代表者は財布を故意に持って行かない)
 ・エアコンや冷暖房器具を使用している利用者の部屋に行き勝手にスイッチを消す。
 ・家族の祝い事(結婚、出産、入学)を利用者に話し祝儀をもらう。
 ・急変した利用者がいるにもかかわらず長崎に遊びに出かける。
 ・容態の悪い利用者をケアせず連絡を絶つ。職員が対応し緊急入院。
  携帯を忘れたと言い訳しながら連絡した職員に逆ギレする。
 ・利用者のカタログで了解も無く勝手に注文を行う。
  (苦情処理に対応した職員を罵倒し、その職員2名を退職に追い込んだ)
 ・認知症高齢者にまともに詰め寄り不愉快な気分にさせる。
 ・利用者がケアをお願いしても無視する。利用者から呼び鈴を取り上げる。
 告発サイトも開かれている
   http://ghinduct.hp.infoseek.co.jp/

 急増したグループホームは、高齢者虐待や権利侵害の温床になりかねない。行政には特別な指導監督体制が緊急に必要だと思う。外部評価やサービス情報公表ではこのような虐待・権利侵害・不適切・劣悪介護は明るみに出ない場合が多い。オンブズネットでもグループホーム対策を検討しようと思う。
2006/08/18 Fri
 昨晩、ある大学の助教授の紹介で学生の卒論の取材を受けた。グループホームの権利擁護がテーマ。遠くからわざわざ大阪まで、福祉・介護オンブズネットの活動についてヒアリングに来られた。控えめな学生さんだが、観点がとてもしっかりしているし、自分でもある程度現場の実態を把握している。論文の構想もなかなかのもの。どこかの文献を引用ばかりしているような卒論が多い中で、ここまで調査をしようとしているのがすばらしい。
 これからも権利擁護について調査・研究を続けたいとのことで、大学院へ進む予定とのこと。こういう若い研究者の卵は大切にしたい。
Category: 内部告発
2006/08/15 Tue
あのどたわけ宰相が遂に「8・15ヤスクニ参拝」を強行した。朝からのTV中継を見たおかげで1日気分が悪い。ある識者は「有終の美」などと評し、ある若者は「日本のために亡くなった方を追悼するのは当然」などと語る。もちろんきわめて理性的に首相の愚行を批判する世論も多い。
 21世紀のこの現代に、戦死者を「神」と祭り、軍国主義の亡霊としかいいようのない神社に変人宰相がお参り、世間が騒ぎ立て、諸外国からは袋叩き。ナント情けない国ではないか。
 
Category: 時局争論
2006/08/14 Mon
 明日の敗戦記念日に小泉首相が靖国参拝するかどうかが「焦点」になっている。総理在任中は8月15日を外して姑息に参拝を重ねてきながら、任期終了間際になって、やれ「公約」だ、やれ「個人の信念だ」と8月15日参拝への意欲を見せているという。まるでいたちの最後っ屁のようなものである。このような愚行を許しておいてはそれこそ日本民族の名誉にかかわる。
 太平洋戦争の犠牲となった日本兵の大半は、名誉の戦死などではない。食料の補給を立たれて餓死した「野たれ死」である。このような誤った戦争を指導したA級戦犯を合祀することは内外の批判を浴びて当然である。そもそも戦死者を「神」として祭ること自体が、国のために命を捧げる滅私奉公、忠君愛国の精神的主柱である。このような時代錯誤の愚行が未だに大手を振っている状況こそ、21世紀日本の最大の不幸である。
Category: 時局争論
2006/08/12 Sat
 12日午後、大阪民医連主催の「マイケアプラン学習会」があった。参加者は民医連の事業所のケアマネジャーや協同組織のみなさん。1時間半にわたって「自己作成ケアプランの意義と支援活動についてお話させていただいた。自己作成とは言っても、介護サービス利用者・家族が完全に自分でケアプランを作るのは困難だ。ケアマネジャーやサービス事業者など専門家の支援ネットワークが地域にないと無理である。後もう一つは自治体窓口の対応。自己作成プランを援助する姿勢を引き出すこともポイントである。役人の「面倒くさいからケアマネに頼んだ方がいい」「地域包括でやってもらいなさい」という姿勢を打ち破ることが当面の課題である。
 「これなら何とかうちでもできそう」「さっそく来週に役所に行って相談してみる」 参加されたケアマネジャーからの感想である。
 ところで、この自己作成ケアプランについては、ケアマネ難民との関係で大きな注目を集めているようだ。先日もNHKから取材があった。ただ、「難民対策」として自己作成をすすめるのは無理であろう。自己作成は性格上、そんなに大量には生まれる可能性は少ない。ただ、数は少なくても、自己作成実践者とそれを支援するネットワークはその地域の介護サービスや自治体に大きな影響を与えることができる。その意味で改悪介護保険の下で地域共同・地域協働の大きな可能性を切り開く者だと思う。
Category: 介護保険見直し
2006/08/10 Thu
大阪市住吉区で、民商などが中心になって、介護保険料に怒る一揆の会・住吉を立上げ、集団不服審査請求をすることになり、10日夜「審査請求書き込み学習会」が開かれた。40分程度お話させていただいたが、集まった20人ほどの高齢者は、食い入るように聞いていた。業者関係が多いこともあり、市民税、国保料と続いた負担増には怒り心頭である。中には「審査請求出しても保険料は下がらんのか。そうやったらしても無駄」と言われた人もいたが、その後の書き込み会にはみんな熱心に審査請求書を書いていた。「ここはどう書くのですか」といった質問もあちこちで。ところで、大阪市の介護保険料決定通知は通知日の日付がない。「作成日7月3日」はあり、6月30日時点での情報で算定したことはあるのだが、肝心の通知日が記載されていない。いい加減なものである。
 明日は、住吉区役所に集合していっせいに提出する予定である。一揆の会からは宮崎代表が駆けつける。大阪市でも一揆のうねりが始まった。
Category: 介護保険料
2006/08/09 Wed
8月15日振込みの年金振込通知書が社会保険庁から高齢者に送られてきている。介護保険料天引き額のあまりの大きさにビックリした人がまた、ぞくぞくと役所の窓口にやってくる。苦情の電話もかかってくる。7月の介護保険料決定通知書送付の時の再来である。
 ところで、堺市はこの介護保険料の苦情・問合せ対応のために人材派遣会社からの派遣社員をあてている。たった1日の研修で、電話の対応をさせられる。相手はてっきり市職員だと思って話すが対応するのは派遣社員。実に気の毒な仕事である。一日、怒られ続けることになる。しかも市職員と思っている相手は「お前ら公務員は高い給料もらっていい身分なのに!」と罵声をあびせることもある。派遣社員は、わずかな時給でしかものべ30日程度の仕事しかない。
 2000年に最初に導入されたときは「派遣社員にさせていいのか」という現場の異論もあった。しかし、現在ではそうした声を聞かれなくなった。
 見方を変えれば、「高齢者の苦情など、市職員が全部聞かなくても誰かが相手をしていればいい」ということになる。実に不誠実な行政ではないか。木っ端役人としては助かるものの、この疑問は消えない。
Category: 介護保険料
2006/08/07 Mon
昨日(6日)は久々の予定なしデー。家族で映画に行った。子ども達はゲド戦記、我々は日本沈没。30年以上前の前作は見逃していたので、「日本映画史上最大の超大作」の宣伝文句にひかれ、小松左京の原作を読んだ上で観にいった。
 感想。「怒り」である。原作と多少ちがうのはいいが、終盤でなんと日本は沈没せず、富士山も噴火せず、めでたしめでたしのハッピーエンドになっているではないか。よくアメリカのSF映画にある「ヒーローが地球を救う」パターン。こんな映画は日本沈没ではない。
 
Category: 雑感・雑記
2006/08/06 Sun
 超満員の参加者。事業者から堺市介護保険課長への鋭い質問。答弁にはみんな真剣に聞き入る。5日、「堺市の介護保険見直しと地域包括支援センター問題を考える会」の主催した改定介護保険研修会には140人が参加した。市が介護保険改定問題の説明会を行わない中で、自主的に企画した研修会だが、大好評だった。福祉用具(介護ベッド)の扱い、事業者への立入調査など、事業者に関心の高いテーマに質問が相次いだ。
 「こういう研修を待っていた。次は堺市の主催で是非開いてほしい」、ある事業者の感想である。
Category: 未分類
2006/08/04 Fri
「やったー!」ニュースを聞いて思わず声を出した。原爆症認定裁判で広島地裁で41人全員が国の却下処分取消の判決。5月の大阪地裁での9人全員勝訴に続く快挙だ。とくに国の認定基準について「一応の参考資料にとどめるべき」としたのはスゴイ。認定審査のあり方を問い直す画期的なものだと思う。そもそも「制度」や「基準」を万能とし、現実の被爆者の病気に目を向けようとしない行政がまちがっている。広島被爆61周年を前にしての、判決。国は控訴してはならない。小泉首相は6日の平和式典で「控訴断念」を表明すべきだ。
Category: 時局争論
2006/08/02 Wed
 次期総理と目される安倍晋三の著書「美しい国へ」を読んでみた。何のことことはない、この人物はただのできの悪い「保守」政治家であり、貧相な小理屈と感情論に凝り固まった「靖国派」の人間であることがよく分かった。
 太平洋戦争のとらえ方、A級戦犯擁護の姿勢、憲法9条、教育基本法改悪などは、もっとも危険なタカ派そのものであるし、構造改革問題も小泉路線をしっかり継承している。
 ただ、少しだけ小泉流の格差社会に対し、「再チャレンジ」を強調したり、手直しをしているに過ぎない。
 こんな政治家らの「総裁選レース」を国民の生活と何の関係もない次元での政治ショーとして毎日報道されてのでたまらない。
Category: 時局争論

プロフィール

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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