2007/01/30 Tue
 柳沢厚労相の発言が問題になっている。28日の地方での講演会で少子化対策に言及する中で「15から50歳の女性の数は決まっている。生む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」などと述べた。女性を「出産する機械」と呼んだこの女性観が批判を浴びるのは当然だ。
 
 ただ、この発言は一連の同省の少子化対策中で出たものであることに注目したい。
 「50年後も1億人確保」と、女性の9割が結婚を望んでおり、さらに子どもも2人を望む人が7割を占めるとの調査を基に希望どおりなら出生率1.75で、50年後は…というシミュレーションを立てマスコミが報道した。続いて同省の少子化対策報道、そして調子に乗った柳沢厚労相の発言、という流れ。
 
 だいたいにおいてこのような数字合わせの皮算用で少子化対策を立論する発想に問題がある。人間を数字と装置に置き換えてパソコンで勝手なシミュレーションを描き、多くの女性は「結婚・出産」を本来は望んでいるのだから「一人頭で頑張ってもらうしかない」となる。
 
 高齢者介護で、これと同じことをやったのが介護予防の特定高齢者対象の地域支援事業で5%の高齢者に実施すれば20万人、新予防給付で20万人、合計40万人に介護予防効果があり、9000億円の給付費削減が出来る、という代物だ。たった一年で破綻している。

 この国の官僚と政権与党は国民を「人間」として見ない。数字と機械としか見ず、国家の施策を語る。柳沢氏の発言は女性蔑視にとどまらず、高齢者も障害者も同様な発想を持っていることの表れであろう。
 何と「美しい国」か。
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Category: 時局争論
2007/01/29 Mon
今日は、大阪社保協介護保険対策委員会。2月12日に開く「改正介護保険1年を問うシンポジウム」の企画内容が決まった。
 介護保険改革や報酬改定に直接かかわった厚生労働省の役人さんから改革の本音と1年の現状認識を語っていただく。それを受けて地域包括支援センター職員とケアマネジャーから、現場の実態を報告していただき、最後にシルバー新報編集長から、介護保険見直し1年を徹底検証。
 この時期にこれだけの内容のシンポジウム。他ではできない大阪社保協ならではの企画。是非ご参加を。
 
Category: 介護保険見直し
2007/01/28 Sun
 著作権問題で、先生に公開質問状を出していたが、先ほど返答が届いた。


2007年1月27目
目下部雅喜様
長谷川俊英
前略
貴殿の2007年1月24目付けの文書をいただきました。
そもそも、私が貴殿の文書にお答えする義務はありません。
ご指摘の件は、貴殿が堺市長に対して市民調査請求された事項
で、私の見解は、当該請求の審査を委ねられた倫理調査会からの
請求に応じて回答しております。
悪しからずご了解下さい。
草々


 そもそも回答する義務がない、というお説である。義務のないことに答えない、これも議員の政治倫理であろうか。
Category: 堺市政問題
2007/01/27 Sat
午後から豊中市で豊中医療生協主催の「知って得する、人助けができる介護保険の活用術」というテーマの学習会の講師に招かれた。
 「活用術」といっても、そのような魔術があるわけでなし。介護保険の仕組みと利用方法を初歩から話し、さらに昨年の改悪でどのように利用抑制の仕組みが作られたか、利用者に必要なサービスを確保させるための方策について1時間半ほど話をさせていただいた。
 
 参加者からは、「認定申請はいつごろしたらいいのか」「調査項目はどこも変わらないのか」「住宅改修は夫婦二人とも要介護者の場合どうするのか」といってきわめて初歩的な質問が出た。

 学習会が終わってからも数人の方が、順番を待って、介護保険料の記載されたハガキを手に握り締めて、「この保険料何とかならんでしょうか。来年からまた上がりますか」と聞いてこられた。

 介護保険の制度は初歩的なことはまだまだ理解されていない。一方で上がり続ける保険料や負担への恐怖だけは確実に高齢者の中に広がっている。

 地域でもっともっとこのような学習会が必要だ。
Category: 介護保険見直し
2007/01/26 Fri
今夜(1/26)は、「堺市の介護保険料・国保料引下げを求める請願署名推進集会」。
 今月から始まった署名だが、堺一揆の会が市役所前でやった署名には机の前に行列が出来るほどだったという。集会参加の各団体からは「こんなに反応のよい、みんなが進んで署名してくれる運動は始めて」との発言が相次いだ。
 

この横断幕 900円で作成。これを広げて街頭署名をすると次からつぎへと署名台の前に人が並ぶほどの反響
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「訴えればみんな署名してくれる」「近所の人にしてもらうと何枚の署名用紙をもって帰る人もいる」 さまざまな経験が交流された集会
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Category: 介護保険料
2007/01/25 Thu
堺市総務課から封書が届いていた。中味は、堺市倫理調査会に調査請求していた調査結果の通知。しかも単なる「普通郵便」でA4が1枚のぺらぺら。



調査結果通知書
平成19年1月24日
日下部雅喜様
堺市長 木原敬介

平成18年11月15日付で調査請求のあった件について、倫理調査会において、調査した結果は、下記のとおりであったので通知します。


調査結果

長谷川俊英議員に対する議員ついて、本人から文書回答があり、第7回倫理調査課において、本人から、聴取も行い、調査を実施した。
回答文書の中で長谷川俊英議員は自らの新聞記事の掲載は、著作権法第32条第1項において、許された「引用」であるとしている。また、本人からの聴取で、新聞社から著作権の使用料請求を受けたことはないと述べている。これらのことから、現時点では、両者間で著作権に関して債権債務の関係が生じているとはいえない。
請求人が主張しているような著作権法上の法的な問題ついては、そもそも倫理調査会は、両社間における著作権法上の法律関係を判断する場ではない。
以上のことから、倫理調査会は、請求者の求めている資産等報告書などへの記載が必要になるのではないかとの指摘は当たらないと判断した。


 これで全文である。何の中味もない。本人は「引用」と主張している、本人は新聞社から使用料請求は受けたことはないと述べている、倫理調査会は著作権法上の法律関係は判断できない、この3点に尽きる。
 いったい「政治倫理」って何なの?
「全国初」のわが市の政治倫理条例とのことだが、こんな程度のものなのか。
Category: 堺市政問題
2007/01/24 Wed
 やはり当事者に直接質問すべきと考え、失礼ながら先生に送付させていただく。

2007年1月24日
堺市議会議員
 長 谷 川 俊 英 様
公開質問状

 長谷川俊英議員の堺市議会における活動については、いつも、拝見させていただいております。
 私が、昨年11月来、以下の内容について、長谷川俊英議員が作成・頒布する議会報告紙について、堺市政治倫理条例に基づく、調査請求を行っていることについては、ご承知のとおりかと存じます。
 本公開質問状は、先の調査請求に関するものでございますが、下記の点について、質問をさせていただきたいと思います。ご回答のほど、よろしくお願いいたします。


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Category: 堺市政問題
2007/01/23 Tue
 各新聞社に対する質問状を送った。社会の公器としての誠意ある回答を期待する。

2007年1月23日

公開質問状

 質問者は、昨年11月来、以下の内容について、堺市倫理調査会で、長谷川俊英堺市議会議員の作成・頒布する議会報告紙の著作権法違反疑惑について、堺市政治倫理条例に基づく、調査請求を行っています。
 大阪府堺市議会議員の長谷川俊英氏は、議会報告紙「こんにちは!長谷川俊英です。(堺市議会)議員活動報告(堺・美原市民ネット)」、同氏のホームページ「こんにちは!長谷川俊英です。堺市議会議員&都市政治研究所ホームページ」及び「市民の旗」という印刷物を発行されています。その印刷物には、同氏が議会で質疑を行った際に報道された新聞記事が紙型、記事の内容について何らの加工を加えることもなく、そのままの形で転載されており(資料1,2-1,2-2)、著作権法に違反するものと考えています。
 以上を前提にして、御社に対し、以下の点について、質問をさせていただきたいと思います。ご回答のほど、よろしくお願いします。
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Category: 堺市政問題
2007/01/21 Sun
弘前市のホテルで目が覚めると窓からは岩木山(津軽富士)がよく見える。
 大阪行きの飛行機は夕方までないので、1日弘前観光と腹を決める。
 弘前公園へ行って、弘前城を雪を踏みしめながら見学。
 北門近くの広場に来ると何と自衛隊の車両が並んでいるではないか。
 2月に行われる弘前城雪燈籠祭の作業のようだ。
博物館により、津軽藩の歴史も勉強。弘前城にまつわる本も買った。
 
 「津軽藩ねぷた村」や、追手門広場などを回りすっかり津軽・弘前を堪能。
 








Category: 雑感・雑記
2007/01/20 Sat
青森県弘前市にやってきた。昨日(1/19)に、午後5時40分大阪発の日本海1号に乗り、寝台車に揺られること14時間。朝7時44分に弘前駅着。
 講演は午後2時からなので、弘前市の介護保険施設や事業所を案内していただいた。津軽保健生協のヘルパーステーションや訪問看護ステーションを見た後、グループホームとショートステイの併設施設を見学した。施設の廊下に入浴の予定表が貼ってあり、「あづましい入浴をしましょう」と書いてあった。
 「『あづましい』ってどういう意味でしょうか」と施設の方に聞いてみた。
 「やすらぐっていうか、そんな意味です」と答えが返ってきた。
 入浴で安らぐ…施設の入浴は、特養などの場合、大勢の入所者を次つぎと入れるところが多く、安らぐというような雰囲気のところは少ない。
 「あづましい入浴」-この施設の介護のあたたかさを示すことばだと思った。
 昼食は、「りんご公園」でりんごカレーをいただいた。

 午後の講演が終わって、地元の社保協のみなさんとの懇親会に招かれた。
 1軒目は津軽の郷土料理をいただいた。ビックリしたのはおでんに巨大なタニシのような貝が入っていること。「ツブ貝」というそうだ。少しグロテスクだが美味。
 2軒目は津軽三味線のライブが聴ける「あいや」という店。
 ここのマスターは、津軽三味線の全国大会で何度も優勝したという名人。
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 初めて聴く津軽三味線の音にすっかり聞きほれる。壁にはってあるポスターには「あづましい津軽物語」とある。ここでも「あづましい」だ。
 そして3軒目は、シャンソン酒場 漣。弘前市在住のシャンソン歌手でオーナーの秋田漣さんがステージに立つ。津軽弁でのシャンソンというのははじめて聴いた。ことばはまったく分からないが津軽へ郷土愛はひしひしと伝わってくる。ここでも「あづましい」が出てくる。彼女は「憲法9条つがる女性の会」にも参加されているとのこと。
  
 たとえどこに住もうと
 いつか帰るふるさと
 津軽平野
 私の誇り高きふるさと

 
 
 今日は、すっかり「あづましい夜」を津軽弁に囲まれて過ごした。感謝の気持ちで一杯である。
Category: 雑感・雑記
2007/01/17 Wed
「介護保険徴収員」という職種が堺市に8人いる。短期臨時職員(アルバイト)で、時給は大阪府最低賃金以下。集めた保険料に応じた歩合給があり、介護保険料滞納者宅を1軒1軒回って徴収するのが仕事。
 1年雇用して2か月「任用待機期間」を置いてまた、1年雇用というのを繰り返してきた。ところが堺市の人事当局は、「同一人を再度雇用することはまかりならん」という趣旨の方針を打ち出しているという。
 何を考えているのか。
 介護保険料は大半が年金から天引きであり、滞納者は無年金、低年金、年金を担保にしてしている生活困窮者が多い。徴収は困難を極める。大幅に上がった介護保険料と横行する介護とりあげは、ますます納付意欲をなくす。
 それでも、徴収員の実績は年間3000万円になる。
 1年で入れ替えればどうなる。完全な使い捨てである。徴収実績も半減するだろう。市だって損失は大きい。
 組合として、徴収員の懇談会を開き、撤回と雇用継続を求めた。
 今日(1/17)の当局との交渉では、「人事のルールは破れない」としながら「部長としての責任の中で最大限の努力はする」と応えた。
当たり前だろう。
 
 高齢者の生存権をも侵害するような過酷な介護保険料は、一方で、その徴収員さえも使い捨てにしようとする。介護保険料を取り立てられる高齢者も、取立てを仕事とする徴収員も、どちらも悲劇である。
 
なんという非人間的な制度であり、自治体であることか。
Category: 介護保険料
2007/01/16 Tue
 こんなことしてもいいの? あるケアマネからの相談。某市の地域包括支援センターでの話に耳を疑った。利用者が要支援になったが、新予防給付のプラン受託はこれ以上できないので、地域包括支援センターからのプラン委託を断った。そうすると地域包括支援センターは「プラン委託受けてくれなかれば、他の居宅介護支援事業所に委託します。その代わり、併設事業所で提供している訪問介護も他の事業所に変わってもらいます」。何と、プラン受託を断ると併設事業所のサービスも取上げる、というものだ。
 地域包括支援センターは中立公正が大前提だ。ところが、プラン委託に躍起になるあまり、受託しない居宅介護支援事業所の併設サービス事業所の利用者を取上げるという。そもそも法的には居宅介護支援事業所は要支援者に対する介護予防支援の提供義務はないのでプラン受託義務もない。このような制裁的利用者取上げは基準違反である。
Category: 未分類
2007/01/14 Sun
 午前中、知人の告別式に行った。46歳で急死。遺族は妻と3人の子。式場は涙と悲しみに包まれた。20年以上前、彼が無認可障害者作業所の指導員をしていたころ、私が市役所の障害福祉課にいたこともあり、労働組合づくりをお手伝いさせていただいた。出身大学も同じだ。87年に結婚されたときも祝賀会に出席した記憶がある。あのころは無認可障害者作業所労組の若い組合員たちと毎日のようにワイワイとやっていた。私の労働組合活動でもっとも楽しかった時期である。彼が作業所から転職したこともあり、それから長い間、話をすることもなかった。最近、彼の勤務する診療所を会場に開かれた介護保険学習会に私が講師で招かれたときにお会いしてことばを交わした。それっきりになっていたので、訃報を聞いたときは耳を疑った。「まだ46歳やないか」。
 
Category: 雑感・雑記
2007/01/13 Sat
今日は、午前中は、介護保険料・国保料引下げ署名成功させる学習会でお話させていただき、午後は、レジメづくり、夜は堺市西地域在宅ケアを考える会例会とフル回転した。
 午前の学習会が終わった後、「個人的に相談が…」と二人の方から話をうかがった。聞いてみれば「介護保険料を滞納し、払えないが大丈夫だろうか」というお話。二人とも事情はちがうが、深刻である。介護保険料は、要介護状態になればサービス利用にあたり厳しい制裁措置がある。運用は国保のように弾力的でなく一律的に給付制限処分(償還払い・給付差止め・給付減額)を行う。これからの老後の人生何があるか分からないから、決して「大丈夫」とは言えず、返答に窮した。「まあできるだけ払うようにして、どうしてもむりだったら相談に…」「その場合でも出来るだけ時効にならないよう2年を超えないようにしたほうがよいですよ」とありきたりのアドバイスしか出来なかった。これまでの介護保険料学習会では、滞納の相談を受けることはまずなかった。しかし、保険料の高騰が、低年金者にとっては払える限界を超えている。深刻な事態をひしひしと感じる。
Category: 介護保険料
2007/01/12 Fri
堺市役所地下の職員会館大会議室が人でいっぱいに。「堺市の介護保険料・国民健康保険料の引下げを求める署名スタート集会」は、154人の参加で用意したイスが足りず、あちこちからかき集めるほどだった。2月議会に10万人目標で請願署名を集めようというこの運動、多くの人の共感を呼んだ。最後は、プログラムになかった「団結ガンバロー」三唱もあってやる気満々の集会となった。
 そりゃあ、そうだろ。全国15番目の政令指定都市になった堺市。同時に介護保険料は37.6%も引き上げて政令市でダントツの高額保険料に。さらに国民健康保険料もよく調べれば政令市で一番高い。「政令市になれば市民サービスがよくなると言ったのはどこの市長や!」会場からはこんな声も飛んだ。4月の市議会議員選挙を前に、議会に対し、市民の怒りの声を突きつけてやろう。
Category: 介護保険料
2007/01/11 Thu
 昨日、倫理調査会事務局へ提出。


調査請求書

  調 査 請 求 書

(請求者は、2006年11月15日付調査請求書を堺市長に提出したが、その後、被調査対象者である長谷川議員が開設するHP(こんにちは、長谷川俊英です。堺市議会議員&都市政治研究所ホームページ)において、掲載されていた新聞記事がいずれも削除されているなど、不可解な動きがあったので、再調査請求をする。)

堺市議会議員の倫理に関する条例第10条第1項の規定に基づき、次のとおり調査を請求します。

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Category: 堺市政問題
2007/01/10 Wed
 朝、インターネットにつなぐと、私がコツコツとつくってきたサイト「福祉・介護オンブズマン」へのアクセスが「100033」となっている。10万件突破である。2002年9月、パソコン嫌いの私だが、個人で金も組織のなくオンブズマン活動をするのに不可欠な、ウェブサイトの必要性に迫られて開設した。といっても職場のパソコンマニアの若者に「昼飯おごるから」と休日に来てもらって作ってもらったホームページである。これまた、同じ役所の介護保険関係の仲間の中にホームページづくりが趣味の人がいて、いろいろ手直ししてもらった。翌年新規採用で介護保険関係の課に入ってきた女性はホームページを見るのが趣味で、10数項目のアドバイスをメールでもらった。そんなんで、実にいろいろな人からお世話になった。
 ホームページは、金もかからず情報発信ができ、ネットワークが広がる。実に便利でありがたい。アメリカに在留している研究者からメールをもらった。ドイツに住んでいる通訳の女性が、帰国した際に訪ねて来られたこともある。彼女からはドイツ介護保険の実情や貴重な資料をいっぱいもらった。マスコミ関係者も数多く、取材や問合せが入る。
 とても拙いサイトだが、この5年余り、私の活動になくてはならないものになった。といってもパソコン嫌いはいまだに変わらないが…。
Category: 雑感・雑記
2007/01/09 Tue
 防衛省が今日(1/9)発足した。安倍首相は、「防衛省発足は、戦後レジーム(体制)から脱却し、新たな国造りを行うための基礎、大きな第一歩となる」と訓示したと報じられている。久間防衛相は「防衛省の誕生は決してゴールではなく、新たなる政策課題へのスタートだ」。
 省昇格により、自衛隊を管理するために内閣府の外局として位置付けられていた防衛庁は省として独立し、「政策官庁」に衣替えする。また、これまでは付随的任務とされていた自衛隊の国際活動を本来任務とした。
 いよいよ、「自衛隊」から「自衛軍」へ。アメリカとともに世界中どこでも戦争する国への歴史的な、そして危険で愚かな「第1歩」が始まった。酔いもさめる危機感で体がぞっとする。憲法改悪許すまじ。戦争放棄、戦力不保持の国是を放棄してはならない。
Category: 時局争論
2007/01/08 Mon
 今日は成人の日。一日中家にいて、学習会の資料作りや調べものをした。ところで、昨年10月に娘が拾ってきた子猫が大きくなってわがままし放題である。私のノートパソコンをあけっぱなしにしておいたらキーボードの上に載って、爪をガリガリ。キーが一つ剥がされた。「英数」のキー。さらに上に蛍光灯スタンドも落として壊してしまった。
 猫は身体はちいさくてもライオンやジャガーと同じだ。運動能力はスゴイ。床からピョーンと1メートル以上飛び上がる。
 上に飛び上がろうとうかがっているところ↓
 07.01.8

 まあ、犬のように媚びないところは気に入ったが、あまりのわがままと勝手さには1日中家にいると驚く。といっても猫は1日の大半は寝ているが。好きなときに起きて好きなことをしている。うらやましいかぎり。
 周りに媚びず、なびかず、自分勝手に生きる。猫のように生きることも人生の目標になるかもしれない。
Category: 雑感・雑記
2007/01/06 Sat
大阪市の区役所の介護保険担当のFさんと打ち合わせを行った。今月20日に大阪社保協主催の「税・社会保障大運動スタート学習会」の講師の相談である。
 住民税・国保料・介護保険料のトリプル負担増に対し、確定申告時期と予算議会をにらんだ大運動を取り組むための学習会。介護保険料の部分の講師を、Fさんにお願いすることになり、今日の打合せとなった。区役所で介護保険料の担当をされ、少し前まで労組の幹部をされていたこともあって、介護保険料の実務や問題点には詳しい。今後も講師はばっちりだろう。
 二人で話をしていて、大阪市と堺市での介護保険料の事務で細かいところの違いがよく分かった。やはり、同じ仕事をする木っ端役人同士はいいものだ。組合幹部で介護保険料を担当されている人は私が知っているだけでも数市にいる。こうした人たちで「介護保険料講師団」ができないだろうか。
Category: 介護保険料
2007/01/05 Fri
 今日(1/5)から、わが市は「仕事はじめ」。年末が29日までやっているので、他の官公庁より1日遅い。そのためか、窓口はどっと多くの市民がやってこられ、正月気分など吹き飛ぶ忙しさ。
 夜は、「堺市の介護保険料・国民健康保険料の引下げを求める会」の事務局会議。12日のスタート集会に向け、ビラ作成や具体的な打合せを行う。こちらも活動スタート。
Category: 介護保険料
2007/01/04 Thu
正月休みも最終日。年末に観た映画「硫黄島からの手紙」が印象に残り、書店をめぐって「硫黄島」「栗林忠道」の書籍を買い集める。
 「『玉砕司令官』の絵手紙」、「闘魂 硫黄島」、「栗林忠道 硫黄島の戦い」、「硫黄島とバロン西」の4冊を買った。

 どの本も、栗林中将の指揮官ぶりをたたえている。それまでの「水際殲滅作戦」を捨てて、全島に張り巡らせた洞穴陣地による長期抵抗路線をとり、いたずらに死に急ぐ「万歳突撃」を戒め、米軍に多大な犠牲を強いて玉砕した硫黄島の戦い。
 日本側の戦死者20,129名(島民から徴用された軍属82名)。生還者 1,033名。
 ただし、玉砕とはいうが、硫黄島で戦死したうち本当に戦闘で死んだのは3割にすぎない。6割は壕の中で自決したか注射などの処置で殺され、残り1割は他殺だという観察もあるそうだ。旧日本軍の精神的支柱となった「軍人勅諭」と「戦陣訓」の影響は大きい。
(米軍の戦死者 6,821名、負傷者 21,865名。合計28,686名)

 栗林忠道は、妻と子への心遣いを絵手紙で送る一方、「兵団長の五誓・六訓」を書き、ガリ版刷りにして配り部下に復誦させたいう。
 
 その栗林中将の1945年3月17日の大本営に宛てた「決別の電文」




戦局遂に最期の関頭に直面せり、十七日夜半を期し小官自ら陣頭に立ち皇国の必勝と安泰を念願しつつ全員壮烈なる攻撃を敢行する。敵来攻以来、想像に余る物量的優勢をもって陸海空より将兵の勇戦は真に鬼神をもなかしむるものがあり。しかれども執拗なる敵の猛攻に将兵相次いで倒れたためにご期待に反しこの要地を敵手にゆだねるやむなきに至れるは、まことに恐懼に堪えず幾重にもお詫び申しあぐ。

今や弾丸尽き水枯れ、戦い残るもの全員いよいよ最後の敢闘を行わんとするにあたり、つくづく皇恩のかたじけなさを思い粉骨砕身また悔ゆるところにあらず。

ここに将兵とともに謹んで聖寿の万歳を奉唱しつつ、永久のお別れを申しあぐ。防備上に問題があるとすれば、それは米国との物量の絶対的な差で、結局、戦術も対策も施す余地なかりしことなり。

なお、父島、母島等に就いては同地麾下将兵如何なる敵の攻撃をも断こ破砕しうるを確信するもなにとぞよろしくお願い申し上げます。

終わりに駄作を御笑覧に供す。なにとぞ玉斧をこう。

 国のために重きつとめを果たし得で 矢弾尽き果て散るぞ悲しき

 仇討たで野辺に朽ちじ吾は又 七たび生まれて矛を報らむぞ  

 醜草の島にはびこるその時の 国の行く手一途に思う
 



 はるか62年も前のこととはいえ、この硫黄島には航空自衛隊が置かれ、つい先日は、中国を仮想敵とした日米合同演習も行われた。昨年、防衛庁が「防衛省」に格上げされ、教育基本法の改悪も強行された。安倍内閣は「憲法改正」を政権課題とした。
 「美しい国・日本」とは、家族に優しい絵手紙を送る「よき父」を名指揮官として戦陣で玉砕させる国であってもならない。
 
Category: 天皇問題
2007/01/03 Wed
 夜間の高速道路を車で飛ばし、本日(1/3)早朝に堺に帰る。故郷とはうって変わって騒音の街。実は我が家の近くに大鳥大社という神社があり、家のまん前がその臨時駐車場になっていて、正月は車を置いて鳳大社まで歩いていく初詣客でごった返している。私も一休みして、歩いて大鳥大社に初詣に行く。
07.01.3

 ところが、拝殿の前は長蛇の列。あまりの人ごみで、参拝する気も失せる。故郷の静かな神社とは大違い。仕方なく、仮設の食堂テントに入っておでんとカップ酒でほろ酔い気分で帰る。厳粛さなど片鱗もない都会の神社にげんなり。すっかり現実に引き戻された。
Category: 雑感・雑記
2007/01/02 Tue
静かな山間に「ズドーン」と銃声が響く。最近、イノシシや鹿が田畑を荒らすので猟友会の皆さんが狩をしているとのこと。田に電流の流れる柵を作って自衛している農家も多い。亥年だが、わが故郷の人にとってはイノシシはマスコットではない。
 幼い頃、この貝洞集落では、よくイノシシが獲れた。集落共同で、イモ畑を丸太の柵で囲ってイノシシの罠を作っていた。イノシシが畑に入り、張り巡らしてある針金に足がひっかると柵の扉が閉まって出られなくなるという仕掛けだった。朝、見張りの家が柵が閉まっているのを見つけると村中に半鐘を叩いて知らせる。人々が集まってくるが、村には鳥撃ち用の散弾銃が1丁あるだけで、イノシシを殺傷する能力はない。散弾銃を撃ってもイノシシは血だらけになり興奮して柵に体当たりして暴れる。それを村の衆が柵の上から石を投げ落として殺すのである。
 獲れたイノシシは川のほとりまで運ばれて解体され、村の人たちは大皿を持ってその肉を持ち帰る。その夜は貝洞集落中が猪鍋をいただくと言うわけだ。子ども心にイノシシが獲れたと聞くとワクワクした記憶がある。イノシシの皮は剥がされて、消防団のポンプ小屋の板壁に打ち付けられて干されていた。毛皮は売れるので、乾燥したら売り払って消防用ポンプを買うのだと聞かされた。

 ところで、この幼いころのイノシシ狩りの話を高校生になってから自慢げに話したことがある。町に住む同級生たちは、一同に「お前んとこの村は原始時代か!」と軽蔑された。石でイノシシを殺して村人が肉を分け合う光景が、マンモス狩りをする原始人のようだというのである。私はそれからこの話はめったにしなくなった。
 
 今でも、場所は変わったがイノシシを獲るために柵は建っている。昔のように木の丸太でなく、鉄製の金網だ。親父の話だとイノシシがかかっても、殺すのに、県の許可をもらいに行かねばならないとのこと。石で殺すなどいまではとんでもない話のようだ。

 時代は変わっても貝洞の人々とイノシシの交わりは続く。
 
 
Category: 雑感・雑記
2007/01/01 Mon
故郷での静かな静かな正月を迎えた。
 正月早々から、葬儀の話。実は、私の祖父、日下部家第10代当主であった日下部林次郎は、1976年1月1日が命日である。私が20歳のときである。わが集落(当時の岐阜県益田郡金山町菅田貝洞)は20戸あまりの寒村だが、どこの家も先祖代々、死者は裏山に土葬していた。我が日下部家は明治期に向かいの山の中腹に墓地を整備し、代々の墓標を建立している。しかし、土葬はその後もずっと続いた。死者が出ると墓堀をする当番が決まっていた。幼いころ何度も葬式があったが、棺桶(まさに桶である。時代劇にでてくるような代物)に遺体を座らせるように入れて、幟旗を先頭に自宅から墓地まで行列を行う。鉦と太鼓とシンバルのような楽器で「チン・ポン・ジャラン」と鳴らしながら親族・集落一統が棺桶を担いで行進するのである。先頭には小銭を籠にいれたものを棒の先につけて、小銭をまきながら進む。沿道の子どもたちはそれを争って拾う。「銭まき」である。墓地に着くと棺桶を埋める前に「最後やで、仏様に会わせてやる」と棺桶の蓋をとって見せてくれた。
そのまま土中に埋める。墓標の前に大きな盛土ができるのだが、何年か経つと棺桶が腐って陥没するのだろう、その盛土が窪むのである。夜などは火の玉が燃えるのも見た記憶がある。幼いころの葬儀と死者の思い出である。
 ところで、この集落で初めて「火葬」で葬られたのがわが祖父である。父がこれからは火葬だ、と言って周囲を説き伏せたという。近所の人の中には「火で焼くと仏さんが熱うて気の毒や」と言う人までいたという。その後、どこの家も火葬になり、いまや土葬など語り草でしかない。幸いなことに日下部家ではあれから30年以上葬式はない。
 末永く、健やかに。新年に願うばかりである。
Category: 雑感・雑記

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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