2007/04/29 Sun
 今日(4月29日)は「昭和の日」。もともとはヒロヒト天皇の誕生日。彼が死んだ後は、「みどりの日」というわけのわからん休日になった。「昭和天皇とともに昭和の時代を顧みる趣旨にすべき」との右派勢力の策動により、昭和の日となった。
 そんなら「みどりの日」はどうなったのか。

 「みどりの日」は今年から5月4日に移動して存続。
「日本の国土は約7割は森林であり、森林は国土の保全や自然環境の保全、水資源のかん養、木材の供給といった私たちの国民生活に重要な役割を果たしています。ちょうど新緑の季節に当たり、祝日の趣旨に最適な時期です。自然がもたらしてくれる恩恵に感謝し、私たちが直面している環境問題や自然保護・世界の緑化について考えるよい機会です。自然をこよなく愛された昭和天皇は、「全国植樹祭」にも必ず参列され、ご自身の手により植樹を行ってきました。その伝統は、今の天皇陛下に受け継がれています。」(昭和の日ホームページ
 
 まあ、どうでもよいけど、環境問題と天皇を結びつけるとはいかにも意図的で巧妙。休日が減らなければ国民は不満を言うまい、という魂胆が見え見えだ。

 ところで、私は1990年代はじめ、週休2日制導入の頃、「日本的時短」というのを考えたことがある。
 
 歴代天皇の「命日」を全て「休日」にするというもの。

 ただし、124代の天皇のうち、明治・大正・昭和は、一連のアジア侵略と軍国主義につながるから除外。初代の神武天皇から9代開化天皇も実在しないからボツ。それ以降もアヤシイから基本的にボツ。まあ、26代の継体天皇あたりから、命日が特定できる者だけを「国民の休日」に。あと南北朝時代も精査する必要がある。

 休日のたびに「今日は後醍醐天皇の日や」「来週は持統天皇の日や」というぐあいになる。

 これを条件に天皇制は廃止せず、伊勢神宮にでも引っ込んでもらって国民の休日を司る役割を天皇にしたもらう、ただし、皇居は返還、給与は一般の国家公務員と同額。

 「皇室が日本国民統合の象徴」というならこのくらいのことを言い出す奴がいてもよいと思うのだが。
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Category: 天皇問題
2007/04/28 Sat
 近畿政令指定都市・中核市国保運動交流集会が開かれた。メインは新潟県社保協の酢山さんの記念講演。
 「こんなに楽しい署名はじめてと受任者6204人が取り組んだ新潟市国保料引下げ直接請求署名運動」
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 昨年7月10日~8月10日の梅雨と夏に1ヶ月間繰り広げられた「過酷な署名運動」は、9万7681人で直接請求。条例改定はならなかったが、市長選挙をはさんで、今年3月に減免制度の拡充を実現した。

 7万5千人の署名を集めた堺市の介護保険料・国保料引下げ運動は、請願署名であったため、継続審議になり4月23日の臨時市議会の委員会では「延会」とされ、任期満了「廃案」とされた。議会は採否を明らかにせず、「逃げた」わけである。

 直接請求ならば、市長の意見、議会への提案、そして採否は明らかにできる。

 署名運動の「過酷さ」にビビっているようでは、社会保障運動の価値はない。住民の過酷な生活に思いをはせるならば、手段は「直接請求」しかない。

大阪社保協で作成中の「介護保険料、国保料の不服審査請求の手引き」ハンドブックの中にも直接請求を章を入れることになった。
 07年~08年の運動は、直接請求である。

 
 さあ、大阪でも堺でも、次は直接請求である。
Category: 介護保険料
2007/04/27 Fri
 ヘルスコープおおさか主催の「マイケアプラン学習会」に招かれた。54人の参加で、ヘルスコープの組合員や病院や事業所の職員さんが中心。
 一時間ほど、「自己作成ケアプラン支援」についてお話させていただいた。

 実践報告で、自己作成ケアプランを援助しているケアマネさんが発言されたが、とてもよかった。
  
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大阪市は、利用票・同別表のほかに、「ふりかえりシート」という用紙をつくっている19項目の生活行為チェックシート(ふりかえりシート①)と、目標、5領域の支援について簡単にかける用紙(ふりかえりシート②)である。

 これを活用して、自立意欲の高い利用者さんと対話を重ね、手書きのケアプランを作り上げた。
 たどたどしいがしっかりした字で書かれている「自分の生活のプラン」である。

  生野区では、本人からの委任状さえあればケアマネが毎月の利用票などの提出代行することは差し支えない。
 しかし、区役所によっては、「ケアマネが自己作成ケアプランの援助をするのは基準違反だ」(旭区)などという根拠のないことを言っているところもあるとのこと。
 
 大阪市によると、同市の自己作成プランは270件という。少しずつだが、確実に広がってきている。
Category: 介護保険見直し
2007/04/26 Thu
 要介護5の女性。首から下がまったく動かず、わずかに動く右手でパソコンが操作できる。まだ40歳代の寝たきりの2号被保険者。
 身体状況からデイも利用できず、外出の機会がまったくない。少しでも社会的かかわりを、と思い毎日入るヘルパーが違う事業所のヘルパーさんにし、訪問看護も利用。
 体調や気候のいいとき、ヘルパーさんが車いすで自宅の周辺へ連れ出してあげたい。散歩は訪問介護でできませんか?

 あるケアマネからの相談である。「月に1回か2回、数十分の外出をさせてあげたい」 この思いは痛いほどわかる。

 ところが、保険者の返事は「散歩は認められません。やれば報酬返還です」

 ちょっと待てよ!老計10号の、「自立支援のために見守り的援助」には「車いす介助で外出し商品を自分で選べるようにする」というものもある。また、大阪府のQ&Aにも「ADLや意欲向上」のための目標にもとづく散歩もOKである。

 そこの保険者いわく、
 「ADL向上目標なら、三ケ月で何メートル以上自分で歩くとかいう具体的な目標が必要。目標達成状況を評価し、達成できなければ通所リハビリへの転換を検討すべき。そうでない散歩は報酬返還」

 ムチャクチャである。
 
 介護予防プランの機械的当てはめ。いつから散歩=歩行訓練となったのか。ADL向上だけでなく、生活意欲向上、QOL向上なども目標である。

 要介護5の歩けない寝たきりの人に自力歩行距離の目標など押し付ける方がおかしい。
 厚生労働省の通知もまともに読まずに「散歩はダメ」となんとかの一つ覚えのように言う保険者。

 「たたかうしかありませんね。利用者さんに必要なサービスを確保するためには」

 大阪社保協では、5月27日に「ケアマネジャーの役割を問い直す大学習会」を開く。

 今夜の介護保険対策委員会では「たたかうケアマネ養成講座」も開くことになった。
 好き勝手な介護切捨てから利用者を守るには、たたかうケアマネを増やすしかない。
Category: 介護保険見直し
2007/04/25 Wed
 昨晩から朝までかかって、ようやく「マイケアプラン学習会」のレジメ完成。早朝に主催のヘルスコープおおさかの事務局にメール。

 1日、必死に働き、夜は大阪グリーン会館での衛都連職場別交流集会実行委員会へ。

 6月15~16日に開催され、介護保険の分科会もあるのだが、内容はまだ白紙。
 
 さあ、どうするか。
 府内の各市の介護保険職場の交流? ウーンもう一つ。
 地域包括支援センター? 衛都連の集会にはこないやろう
 
 自治体の介護保険職場のテーマは難しい
 

 自治体のあり方、住民税、国保料などの住民負担も論議。

 会議終了後は、天満の天神さん裏の焼き鳥屋へ。

 徹夜の翌日だけに今日もへろへろ。
Category: 介護保険見直し
2007/04/24 Tue
「時間空いてたら飲みませんか」
 この電話の一言で、全ての活動一時停止。

 今日中に完成させて送らなければならない「マイケアプラン学習会」のレジメ作業・・・。ウーンどうにかなるやろ

 中百舌鳥界隈で、今回の地方選挙結果をネタに杯を傾ける。

 へろへろになって帰宅すると配達証明郵便があるではないか。

 2月に堺市監査委員におこなっていた市議会議員(長谷川俊英氏及び石崎善隆氏)に対する政務調査費の住民監査請求の結果通知だ。

 内容は、これはひどい。
 棄却のための棄却としか言いようがない。
 こんなんでは監査委員など存在価値ゼロではないか。

 怒りで酔いがすっかり醒める。
 
 さあ、これから朝までかかって学習会レジメ、パワーポイントで作成だ!
Category: 堺市政問題
2007/04/23 Mon
介護保険料・国保料引下げの請願署名は、7万3248人分を超え、ビラを見た一般市民から郵送で寄せられた封筒は721通、署名は3448人分。

 この切実な願いを審議するため、臨時の議会(健康福祉委員会)が開かれた。議員の任期は4月30日なので、改選前の顔ぶれである。

 共産党は、請願採択を主張。

 公明党など市長与党は、「保険料引下げの財源をどうするか」という財源論から反対意見。

 自民党から「延会」の動議が出され、休憩に。

 「延会」とは、この委員会をこのまま終えてしまうこと。別の日に延期ということだが、4月30日には議員の任期が切れるので、実際は委員会はもう開けない。
 
 つまり、任期切れ「廃案」ということだ。
 
 卑怯ではないか。

 反対なら反対で裁決すればいい。センセイたちが恐れていた市会議員選挙はもう終わっているのだから。

 結局、延会の動議は可決された。

 しかし、考えようによっては、否決させなかった意味は大きい。

 与党会派の絶対多数の力をもってしても「否決」できず、3月議会で「継続審議」、市会議員選挙、4月23日臨時委員会で「延会」、任期切れ「廃案」と、も姑息な手段で逃げ回った

 このことの重みは大きい。

 国保料の改定や次期介護保険料に与える影響は決定的だ。

 圧倒的多数の市民の切実な願いを議会は否定できないのである。

 今後、さらに新しい戦術と戦略で闘いを挑もう。
Category: 堺市政問題
2007/04/22 Sun
 今日は朝から、サンスクエア堺で、第40回公的扶助研究全国セミナーの実行委員会。
  
 午前が関西実行委員会で、午後からが全国実行委員会。
 私は、昼間2時間ほど、抜けて別の会議に行き、また参加。

 10月に堺市内で開催されるセミナーの企画内容が煮詰まっていく。

 私の担当は、「高齢・介護」の分科会。

 地域包括支援センターをメインにしよう。厳しい条件の中でも優れた実践や教訓となる取り組みをしている事例を全国から報告してもらおう、福祉事務所から見た地域包括支援センターという報告もいい・・・。

 いろいろ企画も決まるが、最後に 「参加費」でウーンとなった。
 昨年のセミナーでは11000円(一般)。交通費、宿泊費は別である。

 高い! 私は、レポート参加しかしたことはなかったから参加費は払ったことはない。

 私たちがこれまでやってきた学習会や研修会はタダか高くても「資料代1000円」まで。

 よく聞いてみると、公扶研セミナーの参加者の多くは、福祉事務所の生活保護ケースワーカーだから、大半は研修扱いで「公費出張」。したがって参加費は公費だからこのくらいは何とかなる。
 あとは、組合派遣とか。

 しかし、地域包括支援センターの職員に参加してもらおうとすると、委託のところでは、たぶん事業所は出してくれないだろう。
 レポート参加にしても、交通費も含めて主催者側で遠方に人の分を負担するのは困難だろう。
 近畿圏の地域包括支援センターに広く呼びかけようとしたが、ここで頭を抱える。

 内容的には、すぐれた実績をもつが、公務員中心のこのセミナーの限界性だろうか。

 しかし、公務員でも公費出張にならない自治体や、組合未加入者はまるまる自己負担になる。

 かといって、この参加費でないとセミナーは成り立たないだろう。

 実に世知辛い話になってきた。
 
Category: 社会保障問題
2007/04/21 Sat
午後から、守口市民会館へ。

 守口訪問介護事業者連絡会の研修会で、「改正介護保険の現状と今後の動向」について1時間半ほどお話させていただく。

 事業者の集まりでの話しは少しやりにくい。

 私は、オンブズネットおおさかの立場なので、制度批判+事業者批判がどうしても前面に出てしまう。

 要支援に認定され、月額報酬になった利用者のサービスを一律カットしたり、手間のかかる共に行う援助をなくしたり、時間のかかる通院介助を敬遠したり・・・と事業者の姿勢が問われる。

 今日はかなりトーンを落として、やんわりと「利用者本位のサービスをつらぬいてこそ、事業者も展望が開けるハズ」と言った。

 終わったあと、あるサービス提供責任者から
「実は、要介護1から要支援2になった利用者さんですが、これまで週3回訪問を2回にしたのですが、まちがってないでしょうか?」
 おずおずと質問を受けた。

 「私が判断することではないです。問題は利用者さんがどう思っているかです」

 答えはこれしかないと思う。

 
Category: 介護保険見直し
2007/04/20 Fri
介護保険の通所リハ、訪問リハを行ったらもう、その日移行は医療のリハビリは受けられない

 こんな改悪がこの4月から行われている。

 リハビリの日数制限の一部緩和と引き換えに、突然持ち込まれた改悪だ。

 医療保険と介護保険の給付調整というややこしいやつである。

 これまでは、「同一日」でなければ、医療保険のリハビリは介護保険のリハビリを利用していても受けられた。

 これでは二者択一、どちらかを捨てざるを得ない。

 おまけに経過措置なし。

 あまりにもひどい仕打ちでないか。
Category: 社会保障問題
2007/04/19 Thu
福祉事務所の生活保護ケースワーカーを中心とする公的扶助研究会という団体が開く「全国セミナー」が、今年10月に堺市内で開かれることになった。

 「地元として、開催されるにあたって何か取り組みを。」

 ということで、集まりを開いた、堺市の福祉関係職場から、12人が参加。OBもベテラン職員も若手もそれぞれ「公扶研セミナー」への思いを出し合った。

 「児童と女性の分科会は、堺から企画案を出していこう」という積極意見も。

 福祉専門職採用の若手のケースワーカーは、どうしたら参加してくれるだろうか、課題も多い。

 閉塞感漂う、福祉職場に、この公扶研セミナーが一石を投じることができれば、と思う。
Category: 社会保障問題
2007/04/17 Tue
 「堺市の介護保険見直しと地域包括支援センター問題を考える会」という会を05年9月に立上げ、様々な活動を行ってきた。堺市社会福祉職員組合(堺市職労社会福祉支部)が呼びかけ、市内の67の事業者から参加があった。
 
 この会は、事情により3月末で「活動停止」となった。

 事情とは、会の事務局をになっていた組合の内部問題。事業者アンケートの内容が関係職場の組合員からクレームがつき脱退にまでいたった。

 私が、配慮不足、民主的手続き不足について陳謝し、責任をとることになった。

 会について、現状のまま続けることはできない、と判断し、「3月末で活動停止」、解散ということになった。

 「とても有意義な会だった、何とか続けられないか」

 事業者の方からのこうした声で、組合のかかわらない新しい会(「堺市の介護保険を考える会」)が事業者主体で出発することになった。

 もちろん、今回は組合は関係なし。

 まあ、これが本来の姿かもしれないが、自治体労働組合といっても所詮は「役人組合」か。

 住民全体よりも、役所の中、身内の利益が優先。悲しい限界性である。
Category: 介護保険見直し
2007/04/16 Mon
 「特養に入っていた認知症の父が、非常口から外出。捜索し、翌日朝、凍死した状態で発見されましたが、施設の責任はない、と言いますが・・」

 こんな相談が飛び込んできた。なんという無責任な施設であろうか。無断外出・徘徊の可能性のある認知症高齢者の安全を守ることは介護施設の初歩的な義務。

 その後の対応も悪い。「自分で出て行ったのだから施設の責任はない」とでも言いたげな対応である。

 「施設な責任は十分に問うことができると思います。まず、関係の記録をすべて施設側に公開させること、行政に提出されている事故報告書も公開さること」をアドバイス。場合によっては、弁護士に依頼して証拠保全も。

 認知症高齢者の無断外出・事故については施設側の責任を明確にした判例もある。

 他県からの相談だが、事故後のあまりにも誠意のない施設の態度は許せない。

 「施設側の対応によっては徹底的にやられたらいかがでしょうか」とアドバイスした。
Category: 介護事故問題
2007/04/15 Sun
 近くにある陸上自衛隊信太山駐屯地の創立50周年記念行事に行ってきた。
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 中部方面隊第3師団の第37普通科連隊といって歩兵部隊の基地である。
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 かつて80年代、私が熱心に平和運動をやっていた頃、ここの駐屯地にはよく来た。「自衛隊は憲法違反」と書いた横断幕を掲げ、宣伝カーを並べて抗議行動をしたこともある。


 10数年ぶりなので、今日は、じっくり見学。37普通科連隊に各中隊が完全武装で行進。
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 これは、先月入隊したばかり(ということはついこないだまで高校生)の教育中隊の行進。見学者からはひときわ大きな拍手が起きる。

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 装甲車をはじめ戦車や軍用車両。物騒なことこの上なし。この信太山の連隊から、一昨年はイラク派兵部隊に30人行っている。
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 観閲式では、西村真吾衆議員が演説。弁護士法違反で逮捕され有罪が確定しても議員に居座るという超タカ派。
 
 演説では、「防衛庁から防衛省に昇格し、核抑止力議論も堂々とできるようになった」「しかし、自衛隊を国軍として扱えない事態は未だに変わっていない」と。
 「そうした中で憲法改正に国民投票法案が衆議院を通過したことはまことに喜ばしい」とぶち上げた。
 「北朝鮮の工作員は1人で自衛隊員50人を殺す、と豪語している。コマンドによるテロ・破壊工作との戦いも任務だ」とテロ脅威論を煽る。
 「信太山駐屯地50年の基礎には帝国陸軍74年がある。さらに蒙古を撃退した鎌倉武士から続く武士道がある」!
 なんというまあアナクロニズムであろうか。


 観閲式の後は、格闘技展示、訓練展示と続く。
 訓練展示は、155ミリ榴弾砲、74式戦車、HU1S対戦車ヘリなども登場し、レンジャー部隊の降下などもある市街戦。これぞホンモノの「戦争ごっこ」というべきものだった。
 榴弾砲や戦車抱の耳をつんざく音。ただしすべて空砲。

 そしてハイライトが終わり、模擬店やら歓談に。
 第3中隊模擬店。訓練展示でレンジャーでがんばっていた兵士も模擬店の売り子に。
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大忙しのたまごせんべい売り。兵士たちも汗だく。
この雰囲気はまるで学園祭か運動会のようである。
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 自衛隊員たちの家族との団欒の一こま。
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 高校時代の同級生だろうか。若者たちの談笑する姿も目立った。
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 シートを広げ、子どもと一緒に。この兵士たちの姿を見ていてつい、考える。
 
 君たちが空砲は撃っても、実際に戦地で他国兵士と殺しあわずにすんでいるのは憲法9条があるから
 戦争ごっこの訓練の後に家族と楽しめるのも9条があるから

 改憲手続きの国民投票法の成立が狙われているとき
 「戦争する国」になれば真っ先に戦争に送り出される兵士たち
 イラクに30人行って無事で帰った

 今度は、イランか、ひょっとして朝鮮半島か

 9条が改悪され、復興支援でなく、戦闘部隊として派兵されれば

 無事に帰ることができるだろうか
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 駐屯地を後にしながら、この平和国家日本の危うさをひしひしと感じた。

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Category: 時局争論
2007/04/12 Thu
今夜は、堺市の介護保険料・国保料の引下げを求める会事務局会議。

 堺市の介護保険料・国保料引下げを求める請願署名は市議会議員選挙中も市民の中に大きな反響。
 ある老人クラブからは四百人を超す署名が届けられ、美原区から、3回も堺区にある会事務所に自転車で集めた署名を届け、さらに、また署名用紙を持って帰るという人もあらわれた。
 会の事務所に郵送された封筒は683通、署名は3,234人分。大変な反響である。

 市議会議員選挙は終わったが、市議会に提出された署名は7万1296人分に達した。

 3月市議会で「継続審議」としたが、改選前の議員の任期中(4月末)までに委員会を開催することになったいた。

 その臨時の委員会が4月23日に開かれることになった。委員会であるとはいえ臨時に市議会を、それも改選前の議員で開かせるのはきわめて異例だ。

 署名の威力である。

 さあ、議員諸氏、市民の声にどう応える。
 「選挙は終わったから市民の声はどうでもいい」という姿勢は許されない。

 密室の委員会で、与党会派の数を頼んでの否決や、再度継続審議にして廃案にするようなことをさせないために、23日の市議会委員会を徹底的に宣伝することになった。

 さあ、ビラ、街頭宣伝、宣伝カー。選挙は終わったが保険料引下げ運動は最後の正念場である。



 
Category: 堺市政問題
2007/04/11 Wed
 コムスンなど訪問介護大手が、管理者、サービス提供者不在など基準違反を行っていた問題で、厚生労働省が全国的に監査を指示したという。

 東京都が調査し、発覚とされているが、コムスンの基準違反の事業所運営は、地域の介護関係者ならだれでも知っている「周知の事実」。

 いまごろ「全国監査」。遅い!

 当方に内部告発に来られるヘルパーの話を聞くとほとんどの事業者のサービス提供責任者が基準違反。登録ヘルパーの名前貸し、架空などザラである。県から実地指導で指摘されても、名前だけの「改善報告」を提出すればOK。

 しかも、監査時に、何人かの事業所職員が「勤務しております」と口裏を合わせれれば、「不在の確証はない」と、する大阪府のようなボンクラ監査もある。

 訪問介護に焦点をあてた、気の抜けた監査強化、指導強化で、厚生労働省は「法令順守通知」まで出した。

 不正・違反摘発は徹底的に行うべきだが、それが本当に実効あるものになること、そして、大多数の善良な事業者に対する締め付け・規制強化にならないことが大事である。

 そのためには、
 第1に、これまで放置したきた指定・指導監督機関(都道府県など行政)の問題点を明らかにすること 
 第2に、内部告発をしやすい仕組みを構築すること
 の2点が最低限必要であろう。
2007/04/10 Tue
今日は、介護保険料に怒る一揆の会の世話人会。大阪府介護保険審査会委員の選任問題や、不服審査請求の手引きの作成などについて話し合った。
 情勢では、厚生労働省が3月に有識者による検討会を立上げて、検討を始めた介護保険料の設定方法の見直し問題のついて、議論沸騰。

 現在の、標準6段階の「段階別・定額制」の介護保険料を、「収入比例制」に改めるという案である。

 高齢者の負担能力を度外視した「段階別定額制」の介護保険料は、一揆の会が介護保険料違憲裁判でも、その問題点を指摘したきた。裁判では、敗訴したものの、判決の中では「改善の余地はあった」(大阪地裁)、「応能負担にすべきという主張は傾聴に値する」(大阪高裁)と言わせてきた。

 しかし、厚生労働省は、昨年の改定で、低年金者の軽減(新2段階)と課税層の多段階化(自治体の裁量)という手直しのみ。「現行方式の基本は変えない」としてきた。

 ところが、税制改悪により、これまでの非課税者が大量に「課税者」になり、負担が急激に増え、高齢者の怒りが広がった。

 そこで、「見直し検討」となったのだが・・・。

 検討会資料や報道されている内容を見ると、
①非課税者(現行の1段階~4段階)は現行どおり、段階別定額制
②課税者(現行の5段階以上)だけ、収入に一定率を乗じて保険料を算出する定率制というもの。

 「なんやこれは!低所得者は負担はまったく減らんやないか」
 「なだらかな負担増て言うけど、課税層からは定率制でトコトン負担させようという魂胆ではないか!」
 「非課税層まで定率制を広げれば収入ゼロの者は保険料ゼロになるのに」
 
 さすがに、一揆の会のメンバーは、直感が鋭い。厚生労働省の「いいとこどり」の狙いをばっちり見抜いた議論。

 しかし、厚生労働省が「定率制」について口にしだしたのは介護保険料の矛盾が大きいこと、そして、われわれの運動や高齢者の声の反映でもある。

 さあ、一揆の会の正念場。年内には、一揆の会の全国結集で介護保険料問題一本で厚生労働省交渉をやりたい。
  
Category: 介護保険料
2007/04/09 Mon
 昨晩(4/8)は、地方選挙開票事務で、午前様。
 睡眠不足のまま、仕事で、地元の高齢者の学習グループの介護保険問題の講師を努める。介護保険改正の趣旨や内容、そして現状についてできるだけ、客観的に、高齢者にもわかりやすい内容をこころがけてお話させていただいた。
 
 たくさん出された質問の中で、一番前に座っておられた80歳過ぎの女性の質問には回答に窮した。

 現在要介護1の認定を受けているが、杖で何とか歩くようにしている、とのこと。駅から徒歩5分以内のこの学習会会場にも休み休み歩いて40分以上もかかってやってこられた。

 「頑張って歩くので車いすは要らないが、毎週介護タクシーで通院させてもらっている。要介護1でも歩ける者は要支援2になると言われ、そうなると介護タクシーが使えない。もうすぐ更新なので、そのことを考えると夜も眠れない」

 「要介護1相当の方は、状態不安定か認知障害の方以外は原則として状態の維持改善可能性があると判定されるので要支援2となる可能性があります」
 とありきたりの回答。
 わが区の認定は、要支援2となる認定率が高い。

「車いすもヘルパーもデイも要りません。介護タクシーだけでいいのです。年齢は考慮してもらえんのでしょうか」
 と再度質問された。

 「実際の認定は、調査と主治医意見書そして審査会の審議によるので・・・」とこれもありきたりの回答。

 介護タクシー(通院等乗降介助)は、一人では乗降が困難な人のサービスで、運賃負担を軽減することが趣旨でない、
 
 そんなことはわかっている。
 
 しかし、坂が多く、歩いていける距離に病院がないこの地域。、バスを一人で乗降できない高齢者にとって、介護タクシーは「命綱」だ。
 改善しない病状への不安、高い医療費負担にさらに、介護タクシー取上げで追い討ちをかける。

 何のための介護予防か。
Category: 介護保険見直し
2007/04/06 Fri
 4月は、介護保険料の「暫定保険料通知」を送る月である。
 今年度は値上げなし。
 基本的に2月に年金天引きした額を4月も天引きする。6月、8月は調整で少し下がる。このケースが一番多い。
 したがって、値上げに怒る人は少ないだろう、とたかをくくっていた職員も多い。

 ところがである。
 4月2日から、ひっきりなしに「なんでこんなに高いのか」という電話は来客がひっきりなしである。

 こちらは人事異動直後で、対応できる職員数も少なく、一日中、問合せと苦情に追われる。

 高い保険料はいつまでたっても高いまま。
 高齢者に怒られながら、この保険料値上げに昨年3月の市議会で賛成しながら、そ知らぬ顔で、選挙演説をしている市長与党のセンセイ方にむしょうに腹が立つ。
 木っ端役人のひとり言である。
 
Category: 介護保険料
2007/04/04 Wed
「福祉のひろば」という雑誌の座談会に京都まで行っててきた。

 福祉のひろば編集主幹の黒田さんの司会で、福祉・介護などの改悪と高齢者の生活、今後の運動の展望などについて、全日本民医連の林さん、21老福連の廣末さん、それに私の3人で2時間ほどいろいろしゃべらせていただいた。

 この間の制度改悪や高齢者への負担増は語れば語るほどひどい現実。同時に、それに対する「マグマ」のような怒りとエネルギーが地域に広がっていることを実感。
 
 座談会の後は、同じメンバーで京都駅ビルにある居酒屋でこれまた自由奔放に語り合った。こちらの方が、本音で面白かった。

 やはり、録音マイク付の座談会より、アルコール付の本音の方が実り多い。
Category: 社会保障問題
2007/04/02 Mon
 大阪府内の半数の自治体は介護事故報告の「取扱い基準」を定めず、報告書の様式すらない、福祉・介護オンブズネットおおさかで一昨年から指摘してきたことである。
 大阪府がようやく、介護事故の取扱い基準を定めた。
 3月27日付け通大阪府健康福祉部高齢介護室長通知で、これまで介護事故報告の取扱いについて、「府内で統一されたものがない状況です」とした上で、「介護保険事業所等での事故発生時の報告等の取扱い」を示した。報告書の様式も作成し、市町村が様式を定めていない場合は府の報告書様式を使用するように指示している。

 介護保険が始まって7年。ようやく、事故報告に取扱いを定めた。隣の兵庫県などはとっくの昔に基準・様式を定めているのにきわめて遅い対応。

 市町村に対しては、府への件数・内容の報告を求めていないので、大阪府内の全体の事故報告件数は引き続き集計されないようだ。

 ただ、緊急性、重大性の高い事故は、大阪府への報告も求めているので、今後の情報公開により、府の介護事故に対する対応が明らかにできる。
Category: 介護保険見直し
2007/04/01 Sun
 公務員には「休息時間」というややこしい制度がある。労働基準法にいう「休憩時間」ではない。労働時間(勤務時間)に入り、賃金(給与)の支給対象になっている。人事院の説明では「手休め時間」。勤務4時間に15分与える。この休息時間を勤務時間の始めと終わりにもってくると事実上の労働時間短縮になる。
 これが、自治体労働者の労働時間に関する取り組みをややこしくしてきた。

 私が、11年前に堺市職労副委員長を辞任したのも、この休息時間をめぐる闘争だった。当局の「2枚舌」に対し徹底抗戦と長期争議化を辞さず地労委提訴までしたが、市議会正副議長あっせんで収拾をはかろうとする勢力に執行部内で多数決で敗れた。

 堺市の場合、職場によって異なるが、朝8:45~9:00と夕17:15~17:30が休息時間。ただし職場に拘束されるので、実際は朝礼や準備、後片付けの時間だった。
 
 この休息時間を国家公務員が廃止した。勤務時間はすべて実労働時間というわけだ。

 さらに、役所には「執務時間規則」というものがある。役所の営業時間というべきものである。

 堺市の場合、職員の「勤務時間」は 8:45~17:30(昼に休憩45分)だが、役所の「執務時間規則」は 9:00~17:15 だった。この30分のズレが問題になり、3月末をもってこの規則は廃止になった。
 
 かくして、4月からは、勤務時間も執務時間も8:45~17:30となり、休息時間もなくなった。

 朝のミーティングや受付準備はどうするねん? 
 窓口開けて、市民に配慮しながらやるしかないやろ。

 終わりはどうするねん?後片付けの時間は。
 受付終了を5時15分にしたらええ、と人事部長通知にも書いてある。

 それ、どういうことや? 営業時間は5時30分までやろ。
 
 まあ、ラストオーダーは5時15分、閉店は5時30分っていうことや。

 わかったようなわからんような話。

 役人特有のダブルトークである。

 当面、これでいくことに私も職場役員として合意したが、自分でやっていて何だが、考えてみると実にアホラシイ。労使ともこの水準では、とても住民にも胸ははれないだろう。
 
 そもそも、労働者にとって時短闘争とは、8時間労働制を確立させたシカゴ労働者のストライキ闘争に見るように階級的で国際的なものである。

 堺市役所のHPにも


市役所・区役所の業務時間が変わります
平成19年4月から市役所及び区役所の業務時間を次のとおり変更します。
 ○平成19年3月まで
  午前9時~午後5時15分
 ○平成19年4月から
  午前8時45分~午後5時30分
*区役所等の窓口業務につきましては、金銭出納等の残務処理の都合上、平成19年4月以降も新規受付を午後5時15分までとしている場合がございます。
問い合わせ
労務課
電話:072-228-7407
FAX:072-228-8823


 
Category: 堺市政問題

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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