2007/06/30 Sat
 おおさかヘルパー連絡会のよびかけで、「コムスン介護労働者緊急相談ホットライン」開設。
 マスコミ各社の報道もあり、昼のニュース後のいっときは、回線が一杯になるほどの電話が相次ぐ。

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結構、「うちはコムスンではないのですが・・・・」と介護労働問題の相談も寄せられた。コムスン問題は、コムスンだけの問題ではない。日本の介護労働や介護事業全体の共通する問題に発展しつつある。

 ホットラインは夕方には終了。
 夜は、東大阪で、大阪府中小介護保険指定事業者連絡会(通称「ゆうの会」)主催の学習会へ。 
 20数年ぶりに大学時代の同級生と再開。
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2007/06/19 Tue
 2件続けての不正請求の相談。
 通所リハビリを利用したら、併設の診療所の診療を受けたことになっていた。さらに同じ日に、行った事もない診療所にかかってことになっていた。
 通所リハで健康保険証・老人医療証を提出したら、それをつかってトリプル請求。
 市や県に通報しても埒が空かず。そればかりか先方医療機関に情報漏えい。行政もどうにかしている。

 もう一件は、今時にしては珍しい、施設の人員基準違反をごまかし。行政が調査に入ると逆に、密告者探しをする始末。
 
 聞けば聞くほどあきれ返る。厚顔無恥にもほどがある。
 
2007/06/17 Sun
 金曜(15日)夜から今日(17日)の朝まで、二泊三日の討論。

 15日~16日は、大阪衛都連の「第11回職場職種別交流集会」(シティプラザ大阪
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 16日の分科会4「高齢者介護」を担当させていただく。1時間ほど「分科会基調報告」をさせていただいた後、3つのレポート。「保険料・利用料減免制度と介護保険担当職場の人員体制問題」(富田林市)、「地域包括支援センターの現状」(吹田市)、「認定調査の現状」(岸和田市)の3つを報告いただき、午後3時までみっちり議論。
 人数は少なかったが、各市の状況がよくわかり、また、行政職員、認定調査員、地域包括支援センター職員、ケアマネと立場の違いを超えて充実した話合いができた。

 4時までの全体集会を終えて、地下鉄、南海高野線を乗り継いで、国民宿舎紀伊見荘へ。
 「住みよい堺市をつくる会」の幹事・事務局合同集中討議とう会合に出席。
 私は、幹事でも何でもないが、堺市の介護保険料・国保料引下げを求める会の立場で参加した。
 2年後の市長選を見越して、市政を変える運動をどうやって作っていくか。夜遅くまで議論された。
 昼前までみっちり議論し、私としても久々に堺市市政全般と住民運動を学ばせていただくよい機会になった。
 
Category: 雑感・雑記
2007/06/14 Thu
滞納介護保険料の訪問徴収にあたってきた徴収員(短期臨時職員)が現在の任期が終了したら、再雇用せず、別な人の補充も行わない、こんな方針が一方的に押し付けられようとしている。雇用するための予算は配当されているのに、である。

 「そんなムチャな話あるか!」
 「徴収員は年間数千万円の徴収実績があるのに、雇用しなければその数千万円を捨てることになる」

 そんなんで、組合で急遽対策会議を開き、来週に要求書を提出、断固たたかうことにした。

 政令市トップの高額介護保険料にしながら、今度は徴収員を切り捨てるとは。こんなデタラメ行政はない。

 正すのは、闘争のみ。
Category: 介護保険料
2007/06/13 Wed
大阪市の介護保険担当職員交流会というのに招かれた。大阪市役所本庁の地下会議室。各区役所の介護保険担当係長さんたちが集まってくださり、午後6時半から8時半くらいまで熱心に交流、その後淀屋橋で懇親会。

 私の方から、「介護保険制度の課題と自治体職員にもとめられるもの」というテーマで問題提起させていただいた。
 「揺れ動く介護保険、介護保険ほど、変化に富みおもしろい仕事はない」と締めくくらせていただいた。

 中には、準備認定期間から8年間介護保険担当をやっているとおられて、資格納付、認定、給付それぞれの実務の問題も含めて本音の交流ができた。また、大阪市の内容もよくわかった。

 こんな交流がもっともっとできたらなあ、と思う。

 15日~16日は大阪衛星都市の職場別交流集会。介護保険職場の分科会もある。こちらはややマンネリだが、大阪市に負けないよう充実した討論にしたい。
Category: 介護保険見直し
2007/06/13 Wed
 日曜日から昨日まで、新聞やテレビの記者からやたら電話はメールが入ってくる。
 「オンブズマンのHP見ましたがコムスンについて教えて欲しい」というお問合せ。

 中には、「コムスンのヘルパーが以前、死亡事故を起こしていたことが、介護事故についてお話を聞きたい」
 というテレビもいた。

 以前は、コムスンの利用者からの相談や、元従業員からの告発もあったが、最近はない。
 したがって、あまり情報はないので、取材には協力できていない。

 それよりも、コムスンの介護事業の「売却」問題である。大手が次つぎと名乗りをあげ、利用者や市民不在で、しかも自治体もそっちのけで、勝手な売却交渉。

 私が、主張する「コムスン事業所の継承・適正化は、行政の公的責任で、公募するか、住民参加のNPOに」という提言には、「そんなご意見もあるのですか」との反応。

 「介護」が報道の前面に躍り出たこの事件。たたかう側が、もっと頑張って、介護の公的責任と営利化・市場化の問題点を指摘し、世論化していくことが重要だ。
2007/06/12 Tue
 日曜日(6月10日)にコムスン問題での厚生労働大臣あての「要望書」を書き上げ、昨日(11日)の早朝に厚生労働省にメール送信し、ホームページにアップしたが、その日のうちに、グッドウイルグループの介護事業からの撤退と、ワタミ、ニチイなどが買収先にあがるなど急展開。
 大資本が介護事業を全国展開したこと自体が、コムスン不正問題の要因の一つである。
 
 他の大手への売却などもってのほか。

 昨日の要望書で提言したように、国・都道府県・市町村が公的責任で事業の継承者を確保すること、地域と住民参加を貫くことがいよいよ重要である。

 コムスンの二の舞にしてはならない。
2007/06/09 Sat
 21老福連主催の地域包括支援センター関係職員研修交流会に招かれた。地域包括支援センターの現状と課題について1時間半ほどお話させていただいた。

 「地域包括支援センターは市町村責任」と厚生労働省は明言しているはずだが、この研修交流集会に参加の地域包括支援センターはどこも社会福祉法人で委託型。
 在宅介護支援センターからの発展型が多く、地域ネットワーク構築などすぐれた実践をされているところが多い。

 しかし、自治体責任になると、多くのところは「丸投げ委託」。ある市は要綱に「市の責任で実施」の一文を書き込ませるのにも一苦労だったとのこと。
 委託料も3職種専従・常勤で1000万円以下のところもあり。話にならないくらい安い。
 
 日々の実践でも、また対行政交渉でも「自治体の公的責任」「包括的支援事業の実施責任」を問い返して行くことが大切である。

 こうしたまじめで民主的な地域包括支援センターのネットワークがもっともっと広がれば・・と思う。
Category: 介護保険見直し
2007/06/08 Fri
  グループ内会社に事業譲渡で「連座制」を逃れようとしたコムスンの脱法行為に対し、世論は非難ごうごう。和歌山県知事の「絶対認めん!」発言もあり、政財界の一部もグッドウイルグループ批判に回った。
 厚生労働省は、コムスン社長に「グループ会社譲渡凍結」を要請し、これを受けてグッドウイルは「お詫び」の記者会見、譲渡凍結表明・・・。
 
 儲けのためには法の網をくぐることなど何の罪も意識もない折口氏ら介護ビジネス参入組には、当然の報いであろう。ただ、折口氏は辞任すらせず、介護事業継続に意欲を示し、グループ内譲渡の道は捨てていない。世論が沈静化すればいずれ同じことを画策する可能性大。

 今回のコムスン事件は、介護保険の現場では当たり前のように横行している不正であり、とくに指定申請や体制届出の虚偽記載などというのは広範に存在する。
 オンブズネットに内部告発された不正事業所は、、情報公開請求で指定申請書を入手すると、そのすべてが管理者やサービス提供責任者、看護師などが勤務実態のない人物であったり名義借りであった。
 そのくらい指定の審査はズサンである。

 問題は、この事件を通じて、介護保険事業者とくに訪問介護に対する風向きが変わったことである。
 泳がせと締め付け、給付削減が組み合わさって、介護業界全体を覆うことになるであろう。
 来年度以降に順次迎える「指定更新」を前に、事業者は戦々恐々。萎縮し、自主規制が強まることになるだろう。

 運営適正化は断固としてやるべきだ。しかし、「適正化」の名によるサービスの制限(自立支援であっても散歩介助は給付外、院内の介助は一律カット、外出介助は通院以外ダメ、生活援助は昼間独居でも家族がいれば一切ダメ等々)は、利用者の生活を大きく切り崩すことになる。

 コムスン騒動のもたらす最大の弊害はそれだろうし、東京都、厚生労働省、政財界、マスコミが乗り出した今回の事件の「政策的狙い」もそこにある。
 
 本気でコムスンを介護業界から撤退させ、介護サービス業界を適正化しようとするなら、コムスンの全事業所を引き継ぐ事業体を厚生労働省や都道府県が「公募」し、住民代表や利用者代表も入った審査会で厳格に審査して選定する方法をとるべきである。法的根拠がなくても行政指導で貫徹すべきである。また、グループホームのような地域密着型サービスは、市町村が住民に呼びかけてNPOを設立し、そこがコムスンの事業所の譲渡を受けるという方法も考えられる。

 要は、適正サービスを実現するための公的責任の果たし方である。
 不正事件を契機にサービス切捨てと締め付けに回るのは逆の意味で公的責任の放棄である。
2007/06/07 Thu
 昨日は「コムスン」に振り回された。
 ある新聞記者から電話「昼のニュースみましたか。コムスンの全事業所が閉鎖ですよ」

 指定取消処分(相当)を受けた法人は、新規事業所の指定は受けられなくなるし、既存事業所の指定更新もダメになるから、来年の4月以降次々と事業者は更新切れになり廃止。

 こんなシミュレーションを厚生労働省は発表した。

 介護保険改悪後、給付抑制に走る厚生労働省。訪問介護を目のかたきにし、業界最大のコムスンらをターゲットに東京都の先頭に「全国監査」を指示。次々に「不正な指定申請」が発覚したが、コムスン側は指定取消処分をされる前に「廃止届」を出して処分のがれ。

 厚生労働省はついに「処分相当」を口実に、「法人」としてのコムスンを対象に、指定更新しない方針を決めた。

 ところがコムスン側は、グループ会社の一つである日本シルバーサービス株式会社に全事業を全面譲渡との方針を即日決定。グッドウイルもコメント発表。

 処分はあくまでもコムスンだから、法人が変われば、処分は空振り。なんという間の抜けた話か。

 そもそもコムスンは、介護保険の象徴のような存在だった。
 営利化、市場化と競争原理による介護サービス。2000年に全国展開し、そして大リストラ。
 地域の介護関係者なら誰でもしっていることだが、コムスンの事業所の中には、管理者もサービス提供責任者もいないところも珍しくなかった。各事業所は本社からのノルマに追いまくられ、無理な営業に走り、業績が上がらないとたちまち閉鎖、統廃合。

 こんな実態を今まで、厚生労働省も都道府県も放任してきた。

 これが、介護保険改悪と給付抑制の局面になると、東京都を先頭に訪問介護叩きに風向きが変わった。

 今年4月、「法令順守通知」を出し、「大手の全国一斉監査」を指示した厚生労働省。発覚する不正指定に、コムスンは、指定取消処分を受ける前に事業所廃止届を出して処分のがれ。
 厚生労働省は「処分相当」を理由に、法改正で導入された新規指定なし、更新なしでコムスンを叩こうとした。

 ところが、コムスン側は撤退どころか、公然とグループ会社への事業譲渡でまたもや「処分逃れ」。かくして厚生労働省の大処分は骨抜き、空振りに。

 あまりにもあほらしい事態。
 介護の公的責任放棄と市場原理に任せ、締め付けのために監査・処分という安易な、行き当たりばったりの政策がこのような事態を招いた。

 今後、訪問介護などに対する「法令順守」「適正化」を口実にした締め付けだけが強まり、、本当の不正や金儲け主義は形を変えてはびこることになる。

 まじめな事業者への締め付けと利用者サービスの切捨てが危惧される。

 

 
 
2007/06/05 Tue
 住民税の通知が6月に各市町村から送られる。税源移譲により、200万円以下の課税所得の人は所得割の税率が5%⇒10%になる。これに定率減税の廃止が加わり、多くの人の住民税が大幅に上がる。高齢者は昨年から2年連続の大増税。
 さらに7月には国保料・介護保険料の通知。
 怒りの季節である。
 「堺市の介護保険料・国保料の引下げを求める会」では、7ヶ所の全区役所前で4日間、午前・午後とロングラン門前宣伝を行う。今日からスタート。

 まだ、市民税の通知は届きはじめだが、市民の反応の非常に大きい。「また上がるんか!」「年寄りを殺す気か!」と怒りの声が飛び交う。
 社会保険庁の年金保険料未把握問題への不信と合わせて、政治・行政への怒りはすさまじい。
Category: 介護保険料
2007/06/04 Mon
 昨年の秋から、学習会の講師や講演をするときパワーポイントを使うようになった。そして最近、画像が動くアニメーションにこりだした。たしかに高齢者相手の学習会にはとても効果的。
 言いたいこと、強調したいことのことばがスッと飛び出したり、膨張したり、スピンしたり。聞いていただく方はレジメや資料をめくったり目で追ったりする必要がない。
 ただ、難点は、作成に時間がかかること。プロジェクターなど器材の用意が会場のよっては面倒なこと。

 6月10日に開かれる「地域包括支援センター職員研修交流会」というのに招かれたので、日曜日から必死でパワーポイントで資料作成に取り組んでいるが,まだ完成しない。ほぼ徹夜状態。相手は高齢者でなく、専門職ばかりだからペーパー資料でいいか。と思うのだが、ついつい、凝ってしまう。
 なんとか今日中には完成させたい。
Category: 雑感・雑記
2007/06/03 Sun
「介護保険に怒る松原一揆の会」の第2回総会に招かれた。昨年四月に「大阪府内自治体で3番目に高い松原市の介護保険料に納得できない」と溢れ帰るような怒りの中で結成された会。
 介護保険料に対する不服審査請求は、のべ151件を提出。口頭意見陳述ものべ10人。スーパー前宣伝や宣伝カーの運行、市内5箇所の公民館での介護保険料と国保料の減免申請説明会、不服審査請求書き込み学習会、減免学習会と、口頭意見陳述に向けての「模擬陳述」など、非常に活発な活動を展開してきた。地域一揆の会としてはピカ一である。

 総会に先立つ講演では、税、介護保険料、国保料についてパワーポイントを使って話させていただいた。
 とくに、来年4月からの後期高齢者医療保険制度の75歳以上の保険料年金天引きと、65歳以上世帯の国保料年金天引きについての話にはみんなビックリ。
「75歳になったら死ねとおうのか」との声も聞かれた。ますます、怒りに燃える松原一揆の会である。
 
Category: 介護保険料

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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