2011/03/07 Mon
 介護保険料に怒る一揆の会の世話人会。先日(3月2日)の大阪府との交渉の内容について議論した。

 みなさんの結論は「こんな大阪府ない方がまし」。

 国に対し、介護保険の国庫負担を大幅に引き上げるよう求めよ との要求に対し、大阪府は


 府としては、制度の趣旨・理念に照らして、介護保険料と公費それぞれ2分の1ずつで負担する仕組みは合理的なものと考えていますが、基本的に国の責任において運用されている制度であることから、必要に応じ、介護費用の国負担を求めてまいります

 との回答。この保険料・公費 半々という財政構造が、今日の介護保険のジレンマなのである。介護サービスが増えれば介護保険料があがるという「給付と負担の連動」がネックになってどこの自治体も給付抑制に走る。

 社会保障審議会介護保険部会の「見直しに関する意見」でも、公費負担増については、両論併記のかたちで記載されている。

 これを大阪府の役人どもは、「半々が合理的」と無思考、無批判にくりかえす。ここに地方行政の貧困がある。
 
 さらに、大阪府独自の「悪さ」も加わる。

 府独自事業の切り捨て回答
 「財政構造改革プラン(案)」においても、引き続き歳出改革等に取り組んでいることから、「高齢者住宅改造助成事業」の復活は困難であることをご理解頂きたいと存じます。

 また、問題の特養待機者についても

市町村が見込んだサービスの必要量をもとに「ふれあいおおさか高齢者計画」で整備目標量を設定し、計画的な整備を進めています。

 さらに、大阪府がため込んだ「埋蔵金」(介護保険財政安定化基金)の取り崩しについては、

介護保険法等の一部を改正する法律案(仮称)には、介護保険料の急激な上昇の緩和を図るため、各都道府県に積み上げられた財政安定化基金を取り崩して保険料を軽減することが記載されています。一方、財政安定化基金全額を保険料軽減に活用した場合には、市町村に対し資金の貸付け等ができなくなるおそれがあります。 基金の取り崩し範囲などその扱いについては、今後の国の法改正の動向等を注視しながら、慎重に検討してまいります

 国で取り崩しが可能となる法整備がなされようとしているのに「慎重に検討」しか言えない。

 一揆の会世話人会の感想は
 「こんな大阪府いらん!」
 
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Category: 介護保険料
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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