2011/06/18 Sat
 大阪府内の自治体職員の組合でつくる衛都連(衛星都市職員労働組合連合会)の第15回職場・職種別交流集会 第4分科会「高齢者介護」が開かれた。

分科会の趣旨
 介護保険制度は、2012年度改定に向けて、国会に法改正案が出され、自治体でも第5期介護保険事業計画策定に向けて準備が進められています。「地域包括ケア」など新たな目標が示されていますが、次期介護保険料は大阪府内では月5500円を超えるとの試算もあり、課題は山積しています。とくに、居宅サービス事業者の指定・指導監督の「権限移譲」は自治体に新たな課題を持ち込んでいます。分科会では、介護保険の動向や問題点を学びながら各自治体での現状を交流し論議します。


 介護保険見直しの動向、大阪府内の介護保険状況について、私が報告したのち、「わが市の介護保険の状況と介護保険職場の課題を見つけよう」とのテーマで各市の状況を報告し合った。
 
 大阪府では、居宅サービス事業者の指定・指導監督と有料老人ホームの届出受理等の事務権限が市町村に移譲されることもあり、地域で急増する「高齢者専用賃貸住宅」(未登録を含む)への対応が大きな話題となった。利用者家族からの訴えや不適切サービスの告発にどう対応するか、調査にどう入るか、などについてどの市でも頭を悩ませる。
 また、「お泊りデイサービス」を売りにした全国チェーンの進出も、事実上の「住み込みデイ」にならないか危機感を募らせる。
 「住宅」「泊り」といった介護保険外のことに市町村がどこまで対応できるか、といった不安の声もあがった。

 体制も経験も不足したままの指定・指導監督権限の市町村移譲の問題点を浮かび上がらせる議論となった。
 
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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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