2011/08/08 Mon
 8月8日 午前中 大阪府庁へ出向く。

 介護保険料に怒る一揆の会が、7月14日に「埋蔵金」(介護保険財政安定化基金)の取り崩しを求める要求を提出し、合わせていくつか質問を出していた。これに対する説明を聞きにいった。

 出していた質問事項

1 大阪府の財政安定化基金の積み立て及び運用の経過について明らかにしてください
2 これまで貸付・交付を行った市町村の介護保険特別会計の状況について明らかにしてください
3 第4期の各市町村の介護保険特別会計の状況について大阪府として把握している状況を明らかにしてください
4 財政安定化基金の取り扱いについてのこれまでの検討状況及び今後の予定を明らかにしてください
5 財政安定化基金及び第5期介護保険事業計画について、これまで厚生労働省からの情報提供、指導助言の内容について明らかにしてください

1については、A41枚に平成12年度から22年度までの大阪府介護保険財政安定化基金の収入と貸付・交付、そして残高の推移が記載してあるのみ。
2、3は 1枚10年の行政資料コピー 
4は まだ検討していない 5は、7月11日の全国会議以降なし

 との説明で何も内容がない。

 大阪府の財政安定化基金は、当初(2000年度)は約42億円でスタート。第1期末(2002年度)には、124億円に積み上がった。ちなみに第1期の貸付・交付は1.8億円ほど。
 問題は第2期である。最大貸付・交付実績は、2005年度で 約40億円。その前年も23億円ほど貸付ている。

 介護保険が制度改悪と給付適正化で大きく抑制される前の時期である。この時は確かに財政安定化基金は一定の役割があった。

 しかし、2006年度からの第3期は、貸付はわずかに1億円ほどで、あとは、貸し付けた償還金がどっと戻ってきて2010年度には、基金残高は194億円に上っている。しかも、第4期は拠出金ゼロである。

 この埋蔵金と化した財政安定化基金をどう取り崩すか。介護保険見直しの課題の一つである。
 
 

 

 
スポンサーサイト
Category: 介護保険料
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索