2011/09/08 Thu
新潟市で開かれた「第44回公的扶助研究全国セミナー」。

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 「今こそ人間を大切にして手を差し伸べる社会をめざそう」をテーマに、全国から福祉事務所の生活保護ケースワーカーらが参加。
 一日目 全体会では、記念講演も基調報告もなく、特別報告「被災後の半年を振り返って、今、自治体職員として思うこと」と基調シンポジウムという構成。
 
 基調シンポジウム 「貧困の拡大のもとで、生活保護に何が求められるか」では、国が検討している生活保護改革を、現場から検証するという試み。 
 悪化した雇用状況が改善されない中で、生活保護利用者は現行生活保護法施行直後に並ぶ200 万人に達しています。生活保護制度をめぐっては、指定都市市長会の生活保護制度改革案を意識した国と地方の協議が始まり、社会保障審議会基準部会においても生活保護基準の検証作業が始まりました。本シンポジウムでは、貧困の拡大のもとで、今生活保護に求められる役割を、この間の政策動向の検証と、利用者、支援者(福祉事務所、パーソナルサポート)の立場からの問題提起等により多角的に検討します。

 とくによかったのは、生活保護制度の利用者でもあった 反貧困ネットワーク埼玉副代表の女性の発言と神戸市ケースワーカーの方の発言の組み合わせ。
 
 援助する側とされる側の壁を超えて、現在の生活保護現場の問題点と厚労省がすすめる生活保護改革の問題点をとてもリアルに浮き彫りにした。公的扶助研究セミナーならではの企画である。
 
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Category: 社会保障問題
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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