2011/11/06 Sun
 草津市での滋賀県高齢者大会の場で、あいさつされた草津市長が、市独自の「認知症高齢者等への居宅介護サービス費等の支給限度額上乗せサービス」について触れられた。

 あとで地元の方にたずねてみると
 
 草津市では、昨年から、認知症高齢者等へのサービスを充実させるため、一定の要件を満たす方に対して、居宅介護サービス費等の支給限度額の枠を独自に拡大するサービスを実施しているという。利用者は70人を超えているとのことである。

 例えば、要介護5であれば、介護保険制度上の支給限度額は、358,300円。これを草津市では413,700円に拡大するという。差額の55,400円は市の加算分である。

 詳しくは草津市のHP 認知症高齢者等への居宅介護サービス費等の支給限度額上乗せサービスを実施します を参照。

 在宅で常時目が離せない認知症の方などは、とても支給限度額に収まりきれないサービス量が必要な方も多い。

 区分支給限度額は、介護保険制度開始以来まったく改善されていない。介護報酬が引き上げられた09年度も見直しなしであった。
 また、厚労省は区分支給限度額の引き上げについて、あたかもケアマネジャーのケアプランに問題があるかのような「調査結果」まで示して、改善を拒否したままである。

 地元の方に「住民運動で実現したのですか」と聞いたが、
 
 「草津市の担当者の中に熱心で優秀な方がおられて、その方の頑張りだと思います」との答えだった。

 介護者・家族の困難な現実を直視し それに少しでもこたえようと、市独自の限度額拡大を企画立案する担当課・担当職員のすばらしいが、それを市の施策として採用する市長ら幹部もうらやましい限りである。

 

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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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