2011/11/19 Sat
 午後から、兵庫県保険医協会地域医療部主催の学習会「改定介護保険法で介護現場はどうなる」にお招きいただいた。

 司会は、さる有名な有料老人ホーム併設のクリニックのドクター。

 私が改定介護保険の動向についてお話させていただいたあと、

 「現場はどう変わる」のテーマで、

○訪問看護ステーションから、要介護5・単身の方の支援事例から、在宅介護現場における問題点の報告
○ヘルパー事業所から、報酬改定で出されている「2級ヘルパーサ―ビス提供責任者減算」「生活援助の45分への短縮」「介護職員の医療行為」について事業所の実態を踏まえての報告
○ケアマネジャーから、報酬改定でヘルパーやデイの時間短縮が利用者の同意が得られるか、地域包括ケアの自助や互助をどう家族に説明できるか など 切実な問題提起

 がなされた。

 パネルディスカッションで、私が

「定期巡回サービスへの参入は?」と聞くと

訪問看護ステーションの方は
「うちは3人でやっている小規模だが、24時間対応している。しかし、この体制で定期巡回への参入は無理。手はあげない」
ヘルパー事業所からは
「うちは常勤25人、ヘルパー300人以上に規模だが、利用者は要支援が多い。また登録ヘルパーの4割は60歳代。こうした中で、医行為対応など難しい。また、そんなに定期巡回のニーズがあるのか」と疑問をいわれながらも「ニーズがあるのなら、参入も考えたい」と述べられた。

 介護保険改定の「目玉」である 定期巡回サービスだが、どうも、介護現場の第一線の感覚とはかなりずれているようだ。


スポンサーサイト
Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索