2011/11/30 Wed
 介護保険料に怒る一揆の会は、年金者組合、生健会とともに、松井一郎 大阪府知事あての要請を行った。

 194億円に上る大阪府の埋蔵金(介護保険財政安定化基金)のうち、37億円しか保険料軽減に回さないという大阪府に対し、大幅な取り崩しと全額保険料軽減に回せ と強く要請した。

 対応した大阪府介護支援課は
「予算要求中であり取り崩し額も決まっていない」
「全額を介護保険料軽減に回すことはできない」
「給付が伸びており、基金は一定額は必要」
 
 などと答弁し、要請行動参加者の怒りを買った。

 「大阪市では月額6000円以上の試算値がでている。このような高い介護保険料を大阪の高齢者に負担させることを大阪府はどう考えているのか」
 「介護の社会化 というが、今の介護の現実は家族介護の重い負担があり介護退職を相次いでいる。保険料だけ引き上げて高齢者の生活はどうなるのか」

 など追及がつづいた。

 大阪府側は、最後まで要請にこたえる姿勢を示さなかったが、
 取り崩し額のうち、大阪府拠出分もある程度保険料軽減に充てられるよう担当課としては要求していること、区拠出分については、近畿知事会として厚生労働省に、保険料軽減に使えるよう要望していること、大阪府としても厚労省に国拠出分の使途については再々問い合わせをしていること などを明らかにした。
 


2011年11月30日

大阪府知事  松井 一郎  様

全日本年金者組合大阪府本部 
執行委員長 松井幹治
全大阪生活と健康を守る会連合会
 会長  松岡恒雄
介護保険料に怒る一揆の会
代表 宮崎守正

財政安定化基金の取り崩しと介護保険料軽減に関する再度の要請

 標記のことについては、従来から大阪府に要求し、介護保険法改定後には本年7月14日に要求書を提出してきました。
 しかし、大阪府が示している内容は、194億円余の基金のうち、介護保険料軽減にあてられるのは、約37億円に過ぎず、介護保険料の抑制効果はわずかなものです。
 大阪市をはじめ、府内自治体の第5期介護保険料が大幅な上昇をしようとしている時、大阪府はその抑制のため努力を行うべきです。
財政安定化基金の取り崩しと介護保険料軽減について改めて要請します。



1 大阪府財政安定化基金は、近年の運用状況に見合った大幅な取崩しを行うこと。

2 少なくとも、これまで市町村が拠出した約64億円は市町村に返還すること。

3 府拠出分は全額を介護保険料軽減にあてるため市町村に交付すること。

3 国拠出分についても、全額保険料軽減にあてるよう大阪府として国に求めること。これまでの国との交渉経過について明らかにすること。


 一揆の会は、府議会への請願も含めて、大阪府への要求をさらに強化することにしている。

 維新ブームで「圧勝」した新知事の姿勢を問うたたかいである。
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Category: 介護保険料
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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