2012/01/28 Sat
1月28日、北九州市社保協・よりよい介護をめざす連絡会の学習会にお招きいただいた。
この「
よりよい介護をめざす連絡会」は昨年1月15日に発足した。
それより1年以上前の
2010年3月に北九州市内で開かれたケアマネ研修にお招きいただいた。終了後の懇親会の席上で、地域での「介護をよくする会」のことに話がおよんで、「以前は北九州市にもあったんですよ」。私が「ぜひ、介護をよくする会を再発足して活動されたらどうですか」と酔った勢いで言ったことを覚えている。ケアマネジャー個人や事業所レベルではことは進まない、地域で介護をよくするための活動体がぜひとも必要である。
そして、昨年1月「北九州市社保協・よりよい介護をめざす連絡会」の発足。
それから1年、毎月1回の例会で支援困難事例を持ち寄り検討、そして、北九州市への要望や話し合いなどを重ねてきたという。
昨年12月に京都で開かれた「ヘルパー・ケアマネ・市民運動全国交流集会」にもすばらしいレポートをもって参加された。
今回の学習会は、会場いっぱいの126人が参加。ケアマネジャーやヘルパーなど介護従事者以外にも高齢者は市民の参加も目立った。市議会議員に方も何人か参加されていた。
前段は「介護講座」として「介護サービスを利用するとき」「施設入所が必要になったとき」のテーマでケアマネジャーと施設長からお話があった。
後半は、「危ない・介護保険はどう変わるのか」のテーマで講演会。
私からは「2012年介護保険・サービスはどうなる!」のテーマで介護保険見直しと報酬改定のお話をさせていただいた。
一般市民から、専門家まで、一同に会して「介護」を考えるとても貴重な会であった。
終了後の懇親会では、会のメンバーであるMSWの女性から、「滞納保険料を1円も払わずに国保証を発効させる」「生保を断らせず申請する」など 区役所との交渉テクニックなどのお話も伺った。
とてもたくましい、北九州市の「介護をよくする連絡会」に方たちであった。
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