2012/03/17 Sat
 3月17日午後から、さいたま市内で、「第11回地方自治研究全国集会in埼玉」第12分科会」の第1回運営委員会。
 今年9月29日~30日に さいたま県大宮市内で開かれるこの集会の「高齢者・介護」の分科会の企画運営の会議である。私は前回(岡山)に引き続き責任者を仰せつかって伊r

 埼玉県内の自治体の介護保険担当課の方、そして、県内で一人でも入れる労組(ユニオン)で介護労働者を組織している方に参加していただいた。

 そこで 話題になったことは やはり 介護報酬改定によるヘルパーの生活援助時間の短縮の問題である。埼玉県は、いまだに介護報酬改定の説明会を実施していない。

 県内の事業所の中には「生活援助は45分以内」との 動きが広まり、ケアマネジャーが利用者を回って「介護保険法が変わったので時間が短くなります」などと説明して回っているとのこと。

 また、介護職員処遇改善交付金が廃止され、介護報酬に「加算」とされることで、ヘルパーの報酬が4%上がり、利用者負担も増えることから、一部の事業所の中には処遇改善加算はとらない、という動きさえあり、一人の利用者に複数の事業者からヘルパーが入っている場合、処遇改善加算をとっているところととらないところで、利用料がちがってくるという問題もあり、地域の事業所が処遇改善加算をまとまってとらない、という動きすらあるという。当然ヘルパーは賃下げだろう。

 恐るべし介護報酬改定である。

 会議では、分科会名称を 「高齢者が安心を託せる介護保障を」とすること、テーマは「2012年度介護保険制度見直しと報酬切り下げはヘルパーのサービス時間短縮や介護事業所の経営悪化、介護労働者の労働条件切り下げなど介護現場に深刻な影響を与えています。また、社会保障・税一体改革のもとで高齢者への負担と犠牲が押し付けら、孤立死なども広がっています。高齢期を生き生きと安心して暮らせる介護保障めざす方向性や、地域での運動、自治体の役割などを考えます。」とすることなどを確認した。

 地域で、介護報酬改定の悪影響から利用者を守る共同と、行政責任追及が求められている。
 今年のこの分科会は 全国のこうした運動を持ち寄り、交流する場となるだろう。
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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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