2012/04/15 Sun
 4月15日 滋賀県甲賀市での学習会に招かれた。

 単なる介護保険学習会ではない。「特養増設」を市に求める署名運動のスタート集会である。

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 486人もの特養入所申込者がいるのに同市の特養は 384人の定員しかなく、第5期計画でも100人分そこそこしか増設計画はないという。

 この日「甲賀市に特別養護老人ホームの増設を実現する会」が発足し、人口10万人の甲賀市でその1割にあたる1万人にあたる署名運動を7月を目標に取り組むという。

 たんなる「特養づくり運動」でない。

 甲賀市長あての署名の要望項目には、
「入所したい(させたい)ときに入所できるだけの特別養護老人ホームを甲賀市内5か所に500床以上増設してください。」と、
行政責任で、すべての待機者を解消することをめざす運動である。

 集会には市内の特養の施設長、職員も参加され、市民・高齢者と手を携えて歩む運動となった。

 国の「施設」否定、在宅偏重の「地域包括ケア」路線に、切実な住民要求をもとに行政責任を問う、おそらくは全国で初めての住民運動である。


甲賀市に特別養護老人ホームの増設を求める
署名運動への賛同のお願い
「特養への入所申し込みをしているがもう何年も待たされている」「入所できそうもないのであきらめている」こんな思いはされていませんか。
「安心して老後を過ごしたい」これはだれもの思いです。「介護の社会化」「家族の介護への負担の軽減と解放」をうたい文句として2000年に介護保険制度がスタートして12年がたちました。しかし、今日、要介護者は増加の一途をたどる一方で施設整備は大きく立ち遅れています。
 特に、特別養護老人ホームの施設整備が遅れ、甲賀市では現在5か所の特別養護老人ホームがあるものの、その入所定員は284人で、486人(実数)もの方が入所待ちとなっています。今年(2012年)4月に水口に100床の特別養護老人ホームが開設され、さらに甲賀市の第5期介護保険事業計画では今年4月から3年間で103床増やす計画となっていますが、今後ますます入所希望者の増加が見込まれ、現在の待機者すら入所できない状況が予測されています。
 このままでは、「入所したくても入所できない」「親の介護のために仕事を辞めなくてはならない」人々がさらに増えることになってしまいます。高齢者が高齢者を介護する「老老介護」や認知症の方が認知症の方を介護する「認認介護」など深刻な事態をより一層深刻にしてしまうことも十分予測されます。
こうした事態を回避し、だれでもが「入所したい(させたい)ときに入所できる」だけの特別養護老人ホームをつくらせようと、「特別養護老人ホームの増設を実現する会(仮称)」を結成し、甲賀市長に対する要望署名に取り組むことにしました。
 つきましては、この署名運動に賛同いただきますとともに、ご協力・ご支援をいただきますようお願い致します。
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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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