2012/06/03 Sun
 全労連 第20回パート・派遣 非正規 全国交流集会の 2日目。③分科会「『改正・介護保険』のもとで何が起こっているか」に アドバイザーとして参加した。

 冒頭 30分ほど 私の方から「介護報酬改定で何が変わったのか」のテーマで報告させていただき、その後、各労働組合から報告。そして討論というスケジュールで 午前9時~11時50分までである。

 討論では、登録ヘルパーの組織化問題が 話題になった。

 北海道勤医協では、2年かかった運動で、理事者側から「登録ヘルパー全員をパート雇用にする」という回答を得、今、ヘルパーさんたちと「働き方」をめぐって対話を進めているとの報告。「請負型」の働き方方の脱却が課題という。

 各地からも登録ヘルパーの組織化、労組加入の困難さが報告される。

 私も 20年以上前の1990年に、堺市で当時160人いた登録ヘルパーを7年がかりで労組結成、そして全員を1991年4月に週3日勤務の固定制勤務のパート化にこぎつけたことがある。

 討論を聞いていて かつての「熱い血」がたぎってきた。

 アドバイスを求められたので

 ①登録ヘルパーの組織化は、だれか 幹部の一人が「オレが責任持つ」とハラをくくって全身全霊をかけて取り組むことなしには成功しない。中途半端はだめ。逆に まじめで熱心な中年女性の多い登録ヘルパーは熱意をこめて働きかければ必ず答えてくれる。うまく行かないのは組合側に熱意がたりないからである。
 ②事業所の外から働きかける場合、登録ヘルパーに直接、継続的に働きかけないと進まない。そのために何としても必要なのは「登録ヘルパーの名簿」。これ入手しないと組織化はすすまない
 ③厚生労働省労働基準局が2004年8月に出した「8・27通知」 登録ヘルパーの労働基準法の適用について具体的に明らかにしたこの通知は、組織化にあたるオルガナイザーは完全に理解し使いこなせるようになることが大切。「人たるに値する労働条件」を定めた労基法をヘルパーに活用するのは労組の初歩的役割だ。

 と いいたいことを 言ってしまったが、

 今日の介護保険を労働運動の力で変えようと思うと 登録ヘルパーの大規模な組合作りは欠かせない。生活援助45分問題も 未組織ヘルパーでは立ち向かえない。

 
 岡山のこの集会 12時終わり、新幹線に飛び乗り、東大阪へ向かう 2時半から 学習会である。


 
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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

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2012/06/07 09:23:09(Thu)

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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