2012/06/10 Sun
 第5期介護保険料の大阪府内の上位3自治体。

 1位は 大阪市 5,897円 第4期の4,780円より 1,117円(23.40%)引き上げ。
 そして2位は 泉佐野市 5,578円で 第4期の4,812円より、766円(15.90%)引き上げであった。
 3位は 岸和田市 5,483円で あった。 

 これが、第5期がはじまったばかりのこの5月に順序が変わった。
 泉佐野市が5月に保険料を引き下げたのである。

 泉佐野市の2月~3月議会は異例の展開となった。泉佐野市は市財政が赤字、介護保険特別会計も赤字で、第四期に大阪府財政安定化基金から繰り入れをおこなうという悪条件のなかで、市長が「第五期保険料据え置き」条例を三月議会に提案。財源の裏付けのない提案であったこともあり、公明党などにより否決され、月766円(15.9%)の引き上げ条例が議員提案され可決されるという、前代未聞の事態となっていたのである。

 これを5月の議会で市長は、保険料引き上げ幅を圧縮する条例案を再提案してきた。府内平均に合わせたいという意図での減額提案であるが、766円引き上げを256円減額するというものであった。しかも、その根拠が不明確で65歳以上の人口推計が多めに修正され第1号被保険者数を増やして保険料納入人数を増やす、一方で給付の見込みの一部も減額するなど、はじめに「保険料先にありき」のような中身であったという。

 結局、市長と議会会派の「妥協・歩み寄り」のような形で、可決(賛成9、反対7、退席1)された。

 泉佐野市介護保険料
 これにより、泉佐野市の第5期の介護保険料は、第4期の4,812円から510円値上げの5,322円となり、大阪府内で6番目に高い金額となった。

 これまで3位であった岸和田市は 2位となった。

 こうした事態は、介護保険料をめぐる矛盾が限界まで激化していることを表しており、一般会計繰り入れなど、介護保険制度の枠組みを打ち破る運動が求められていることを示している。

 「保険料引き下げろ」の運動はいよいよこれからである。

 
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Category: 介護保険料
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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