2012/06/30 Sat
 今週は月曜日を除き、夜も全ての活動停止。26日の「『大阪都』構想から堺市を守る自由と自治の会」の事務局会議も会議資料を作ってメールで送っただけで欠席させていただいた。

 活動停止の理由は 「本業」である。

 木っ端役人にすぎない私であるが、3万9000人の高齢者の介護保険料を担当させていただいている。3年に1度の介護保険料改定。わが市は10.59%の大幅引き上げである。大阪府内5番目に高い。

 この保険料の「決定通知書」を7月当初に一斉に送付する。6月末は、その準備及び保険料減免申請者の処理のために残業続きである。

 年金が下がっているうえに、大幅引き上げの介護保険料の通知を送れば、高齢者の皆さんは怒るにきまっている。私たちは、その抗議・苦情・問い合わせに7月初旬は忙殺される。電話対応の派遣社員まで配置し、特設電話も設置する。

 先日、担当係の会議で「介護保険料問い合わせ対応」について研修を行った。

 そこで、私が、報告した内容。

平成24年度介護保険料説明にあたって
 南区 39,049人の高齢者に7月2日いっせいに平成24年度介護保険料決定通知を送ります。今回は、第5期(平成24年度~26年度)の介護保険料改定で基準額が58,040円⇒64,190円へと10.5%の引上げがあり、被保険者からは、問い合わせや苦情などが寄せられることが予想されます。しっかりと説明・対応しましょう。
1 説明の基本姿勢
①制度を支えていただいている 感謝の気持ち
 大切な年金から介護保険料を納めていただいている「お客様」。しかもその8割は全く介護サービスを利用せず、介護保険制度の「支え手」であることを念頭において、感謝の気持ちを込めて応対しましょう。
②高齢者の負担は介護保険料以外にも 思いやりの気持ち
 本年4月から年金額が0.3%減額されており、今後、「特例措置解消」(2.5%減額)により、さらに3年間連続年金減額の可能性もあり、高齢者の生活不安と負担感は増しています。国民健康保険料や後期高齢者医療保険料など、高齢者の負担は介護保険料以外にもあります。相手の暮らしを思いやる気持ちで説明しましょう。
③介護保険料の趣旨や納入義務は明確に 分かりやすく
 高齢者にとって不満の多い介護保険料ですが、納入義務は消えることはありません。また、「老後の安心」を皆でささえるという介護保険制度の趣旨については分かりやすくはっきり説明しましょう。 
④「怒り」は真摯に受け止めましょう
 「年金は下がっているのに、介護保険料が上がるのは納得できない」の声に示されるように、制度の仕組みをどんなに合理的に説明しても、高齢者の負担感や生活不安からくる怒りは容易に収まらない場合があります。
 「怒られる」ことを恐れず、「市民の声」として誠実かつ率直に受け止める姿勢で対応しましょう。

 
 木っ端役人の苦し紛れにすぎないが、現場職員の努力で少しでも「誠実」な対応をさせていただくことが大切であろう。改善された保険料独自減免についても、対象になる方にはどんどん案内していこうと思っている。
 木っ端役人のせめてもの努力である。



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Category: 介護保険料
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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