2012/07/08 Sun
 7月7日は広島で学習会。
 昨年に引き続き、広島県労連の「介護労働者連絡会」第7回総会の学習会に招かれた。
 
 学習会には一般の事業所の方の参加もあり、「『改正』介護保険 現場からどう立ち向かうか」という1時間半の長いお話にお付き合いいただいた。労働組合がきちんと介護労働者の組織化と運動に責任をもっている。さすが広島県労連である。懇親会でもさまざまな情報やローカルルールの実態を教えていただき感謝である。
 

 
 ところで学習会の最後に「支援の訴え」をされた方がいる。

 障害者施設、社会福祉法人三矢会太田川学園第2成人部の副園長・新宅弘彦さん(58)である。
 
1954年生れ、児童養護・高齢者福祉・障害者福祉の各分野を経験。現在解雇撤回裁判係争中。全国福祉保育労働組合員・社会福祉士。

 ブログ
 知的障害者施設の副園長をしていた新宅さんは、管理者から、補助金を不正に受給するために昨年7~8月の勤務表で職員数を水増し改ざんするよう職務命令された。新宅さんは、法令遵守を提言し、広島市にも不正の事実を通報した。ところが法人側は、新宅さんを副園長のまま、12月1日付けで洗濯業務に不当配転。さらに、今年2月29日付けで不当解雇した。新宅さんはこれに屈することなく今年1月に配転無効請求を、3月に地位保全の仮処分命令申し立てを、それぞれ広島地裁に提訴したたかっている。
 ワンマン経営によって施設の都合と利益が優先され、弱者(利用者・保護者・職員)に泣き寝入りを強いる典型であり、内部から是正しようとすると排除し首を切るという最悪の手段である。

 広島市の対応も不可解である。新宅さんの内部告発を「公益通報」と受け止めながら、市議会ではこれを否定し、不正請求を単なる「過誤」であるかのような答弁をしている。

 人生をかけて内部告発に立ちあがった職員にあまりにも残酷な仕打ちであるが、本人は、たたかう気満々である。裁判所の地位保全の仮処分を心待ちにしておられる。

 私も、その場で「明るい太田川学園をつくり、新宅さんを職場にもどす会」の個人会員にならせていただいた。

 ご本人からいただいたメール

 こんにちは
昨日は早速の入会ありがとうございました
私は幸せにも労働組合の仲間に支えられ
裁判をする決意が出来ましたが
多くの福祉労働者は泣き寝入りを強いられています
福祉が壊されようとしている今
連帯の輪を広げて行政を正し
公正な施設運営をさせなければなりません
よろしくお願いします


 勝利を心から期待する。
スポンサーサイト

大井川裕代 >>URL

内部通報の危険性

広島の障害者の施設について、現状の厳しさをみます。同じ経験をしました。行政が動かないことが大きい。行政は法人保護に成り立ちからもできない体質ではないかと考えます。私は現在、東京都に異議申し立てしましたが却下されました。監査の不正についてです。孤軍奮闘は価値的ではなく論文を書きまくっています。社会医学研究に投稿し10月には掲載されます。

Edit | 2012/09/13(Thu) 12:33:25

 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索