2012/09/02 Sun
 9月2日午後から「第7回ヘルパーのつどいin奈良」に招かれた。
Image919ヘルパーのつどい奈良看板


 「報酬改定、介護保険見直し ~訪問介護は利用者はどうなるのか」のテーマで1時間余りお話をさせていただいた。

 報酬改定後初めてのヘルパー集会だけに、参加のヘルパーさんたちはとても熱心に聞いていただいた。
 Image920ヘルパーのつどい奈良参加者


 圧巻だったのは後半の「現場からの事例報告」
 
 資料集には17もの事例が紹介され、つどいでは、フロア発言もふくめて10人近い発言があった。

 報酬改定によって、訪問介護の現場と利用者が受けている深刻な影響が次々と浮き彫りになった。

●90分の訪問時間が60分になり、買物にヘルパーは行くことができなくなったため、呼吸器疾患をもつ利用者が、途中でいつ倒れてもおかしくない体調であるにも関わらず「死んだ気になって」自分で買物に行かれている ●4月から90分から60分のケアになったため、調理がレンジでの温めとカップめんに変わったため、利用者の体重が6キロも増え、現在も増え続けている。金銭的に余裕がないため配食弁当も頼めない状態。
●忙しいため掃除が行き届かなくなり、換気の悪い室内はドロドロの状態
●時間短縮のため利用者さんと話をする時間がなくなっています。時間短縮、手順ばかりを考えているヘルパーを見て利用者さんは、伝えたいこと、伝えたい気持ちを発信する機会を失ってしまいます

そして、ヘルパー自身のストレス、やり残し感もとても大きく、制限時間と利用者の板挟みになっている。

 資料集を読み、発言を聞いていて、ホントにこの生活援助時間短縮は何とかしないと訪問介護の現場は取り返しのつかないことになると 改めて感じた。
 

 
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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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