2012/09/25 Tue
 最近、耳を疑うような相談を受けることがある。

 あるケアマネジャーからの相談

 「訪問介護事業者が、『生活援助2は30分しかできない』と言っているのですが…。生活2は『20分以上45分未満』なので、わが社は30分と決めている。法令の範囲内なので問題ない、という主張です。」


 ちなみに この事業者は 生活3 は 45分だという。「45分以上」なので、45分で算定できるはずだという。
 利用者には 生活2の場合は 30分以内でできる調理しかしない。生活3の場合は 45分でできる家事しかしない、というのである。

 報酬改定での訪問介護の生活援助時間区分の 60分→45分への短縮は、業界の一部でとんでもない現象を生んでいる。

例えば
 生活2 20分以上45分未満  → その範囲ならOK 会社で 20分のサービスしかしないと決める
 生活3 45分以上       → 45分やればOK 会社で 45分のサービスしかしないと決める

 この事業者では、生活2は 20分  生活3は45分 これが 介護保険のサービスで これ以上は全部自費扱い というのである。

 問題は、こうした 制度の趣旨を無視した悪乗り時間短縮を 行政が放置していることである。

 報酬改定による 短時間化への誘導は 訪問介護業界の一部の とんでもない荒廃をもたらしている。
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Category: 介護保険見直し

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自治体の不作為

虐待通報の対応も議事録も残さない。虐待認定の審議過程も記録に残さない。仕事をしているのかいないのかも、公開出来ない。そういう行政が、介護保険制度を監督できるはずもない。仕事の成果を上げようが、あげるまいが、自動的に給与と福利厚生が与えられる。公務員福祉国家ですね。

Edit | 2012/10/03(Wed) 02:21:48

 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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