2012/11/10 Sat
NPO法人兵庫障害者センターの講座にお招きいただいた。
参加者は白杖を持った視覚障がい者や電動車椅子の人、知的障がいの娘さんといっしょに来られたお母さんなど、障がい者や家族が大半。
1時間半ほど介護保険の現状と課題についてお話しさせていただいたが、その後の質疑応答がすごかった。1時間、次々と手が上がる。
「 65歳になっても介護保険に入りたくない。入らない方法はないですか」
という質問も出された。

64歳までかなり柔軟に、しかも大半は自己負担なしで利用できたサービスが65歳になったとたん「介護保険優先」とされ、要介護認定受けさせられ介護保険のサービスに移される。1割の自己負担が課せられる上に融通がきかないサービスになる。
出された質問の中には
○脳性麻痺で1種1級の車椅子介助の障がい者が、病院に通院するのに4時間かかるのに、介護保険になったら最初と最後の15分ずつしか介護保険が使えない。残りの院内介助は全部自費負担
○電動車椅子で外出するが汚れても自分で掃除できない。ヘルパーはできない、と断わられる
○エアコンの室外機の周りの草がのびて、そのためクーラーがきかなくて困ってるが、ヘルパーは草とりはできないという

まさに、生活に必要なサービスでも対象外 制限 禁止 のオンパレードである。
介護保険に入りたくないというのも痛いほど理解できる。

介護保険優先を口実に障がい者サービスをはぎ取らせないこと、そして、介護保険サービスの不当な制限を撤廃させること この二つが課題だと思います。とくに、出されている三つのサービス制限事例は明らかに行き過ぎた制限。ローカルルールであり、大阪では介護保険でできるところもあります。
とお答えしておいた。

障がい者と65歳問題。介護改善運動と障がい者運動の共通課題であり、共同行動のテーマである。
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Category: 介護保険見直し

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(介護保険に入りたくない)入る義務が・・・

介護保険(がテーマになっていますので最初に)・各種年金保険・医療保険など、加入が法で決められている数々の制度があります。
私は介護保険も含めて『社会保障制度』と理解していますが、当然のこととして負担は発生してきます。

このシステムは全国民が理解してスタートしていると理解していますが、質問者さんはこの辺りを如何理解しておられるのでしょうか???
もし仮に『介護は必要無い・・・』と思っておられるのでしたら負担は必要ないですが、その場合・・・仮に・・・もしも・・・介護が必要になっても「公的介護保険」の対象者ではありませんので「介護保険」は利用できません。

出来なければ公的な制度で介護を受ける・・・とお考えかも知れませんが、「介護」は『介護保険』に全面的に移行いますので、保健福祉サービスでは重度寝たきりの方に対する保健指導、保健センターの保険師さんの訪問(ぐらい)しかなくなりますが、それでよろしいのでしょうか???

行政の範囲と保険の範囲(担当)には自ずと社会保障システムが働きます。
・・・ということで・・・その内容で良いのでしょうか???

Edit | 2012/11/16(Fri) 20:43:20

 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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