2012/11/11 Sun
今日、11月11日は介護の日。滋賀県大津市で開かれた介護・福祉学習交流会「地域で安心介護をめざして~地域包括ケアと介護の課題を考える」におまねきいただいた。
さすがは大津市である。
まず、この交流会の主催団体の「介護福祉連絡会」が大津市介護家族・要介護者を支える会や大津市身体障害者更生会などの諸団体や事業者など、立場を超えた幅ひろい団体であること。そして大津市もこの交流会を後援していることである。
私の前に講義された講師は、大津市健康長寿課長寿政策係の保健師さんであった。この保健師さんはこの四月からつくられた「地域包括ケア担当者」を専任でしているという。
さらに、大津市は、7ヶ所の地域包括支援センター全て直営で、数も増やしていくという。地域包括支援センターは市が設置している「すこやか相談所」と併設で高齢者に限らずさまざまな相談支援にあたるという。

かなり市が積極的に前面に出た対応である。かつて、障がい児の健診、早期発見・早期療育で「大津方式」と呼ばれる仕組みをつくり出した伝統を見る思いがした。

私は、話しの中で、政府が打ち出している「地域包括ケア」構想が、公的な責任も財源も欠いた「絵空事」に過ぎないこと。とくに、肝心の自治体がわに「2025年」までに地域包括ケアシステムをつくりあげる、という「本気度」どこまであるか疑問である、と指摘した。

質疑応答の中で、参加者から、「大津市の本気度はどうか」と質問が出た。

私が、大津市の積極的な姿勢を評価し、「おそらく全国的にも最も先進的な地域包括ケアシステムを作り上げる可能性を大津市は持っているのではないか」と答えると参加者からは大きな拍手が起きた。
市民が自分の市の行政に誇りと信頼を持っているのだろう。
しかし、そんな大津市でも地域包括ケアシステム構築への取り組みは、まだまだこれからのようである。
2025年を待たずに「大津方式」の地域包括ケアシステムが誕生すれば、と期待しつつ、浜大津の駅を後にした。
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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

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2012/11/14 01:23:02(Wed)

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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