2013/02/04 Mon
 昨年4月の介護報酬改定で現場に大きな混乱をもたらした「生活援助時間区分45分」。
 厚生労働省が、これをはじめて公的な場に持ち出したのが、2011年10月17日の社会保障審議会介護給付費分科会である。
 ここで、出された資料のなかに、「生活援助については複数行為を組み合わせて行われることが多いが、一つの行為は15分未満ですむ場合もあり、組み合わせによっては30~40分程度になる。」 と明記された。

 さらに、「主な生活援助サービスの組合せと平均時間等により算出した提供時間(イメージ)、生活援助の行為ごとの組合せ時間(例)
 として掲載されたのが、下のグラフである。
生活援助時間例
 掃除15分、調理15分で 準備時間と合わせて36分でできるとある。さらにその下は「洗濯15分」、掃除15分となっている。
 
 ヘルパーさんならだれでも「こんなん実際にできるわけないでしょ!」「そんな洗濯機がどこにあるのよ」と一笑に付されるのがオチの超ボケ資料だが、給付費分科会の中では撤回もされず、これをもとに「45分」が強行された。

 そして10ヶ月あまり。京都ヘルパー連絡会が、マスコミにも公開で「大実験」を企画した。
 まさに、「公開実験」である。実際に買物・調理・洗濯・掃除がそんなに短時間でできるのか、を実際にヘルパーがやってみるという 単純かつ明快な取り組みである。

 厚生労働省の「大ボケ資料」を現場で検証する、この企画、私も参加することにしました。


京都ヘルパー連絡会北上ヘルパーしゃべり場開催
日にち 平成25年2月10日(日)
時 間 11:00~16:00(途中参加OK)
内容:みんなで大実験!(調理実習も兼ねてます)
「45分で洗濯・買い物 調理は行えるか?」

H24.4月、生活援助の基本時間が45分になりました。
短時間化された事により洗濯が時間内にできないとか、買い物援助と調理援助を分けた事で、無駄な食材が増えたとか、調理は簡単になり、煮物が出来なくなった。宅配弁当に切り替えたけど食べられない物が多い等の声が寄せられています。当日は、45分で洗濯や買い物や調理が行えるのか?実際にあった事例を使って、家事支援の実験(調理)を行いたいと思います。お昼は皆さんで作った食事を食べたいと思います。
参加費 ¥500円(連絡会会員は¥300円)

参加希望の方は、京都ヘルパー連絡会までご連絡下さい!
TEL:075-813-2028
FAX:075-813-2048
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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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