2013/08/22 Thu
8月22日午後、大阪府庁隣の大阪府議会会館は、猛暑をも上回る高齢者の熱気に包まれた。
大阪府内全域から集まった各地域代表70人が合計870人分の不服審査請求書を一斉に提出した。
介護保険料に怒る一揆の会が、年金者組合大阪府本部、全大阪生活と健康を守る会連合会と共同で取り組んだ「2013年度介護保険料、後期高齢者医療保険料、国民健康保険料 不服審査請求運動」である。
不服審査請求3


審査請求提出に先立つ意志統一集会では、各団体が決意表明した。
年金者組合大阪府本部の永井委員長は「14年前、私の尊敬する福井宥さんが一人で始めた大阪の不服審査請求運動。大阪では深い議論を通して『介護保険』反対で一致していた。これを基盤に取り組んできた不服審査請求運動が、後期高齢者医療保険料に対する運動などへ発展し、全日本年金者組合は、年金切り下げに対する全組合員審査請求を提起している」と述べ、大阪としての経験に基づき全国的役割を果たすことを強調した。
全大阪生活と健康を守る会連合会の秋吉事務局次長は、「8月から始まった生活保護の切り下げに対し1万人不服審査請求運動を取り組んでいる。自治体によっては不服審査請求書の受け取りを拒否したりする妨害もあるが、跳ね返して9月の一斉提出に向け頑張っている」と発言。

時折しも、医療・介護・年金・子育てにわたる社会保障総改悪を狙う社会保障改革プログラム法案大綱が8月21日に閣議決定され、本格的な社会保障解体攻撃が始まろうとしている。

 介護保険料から始まった集団不服審査請求運動は、今日、生活保護切り下げ・年金切り下げに対する全国的な抵抗闘争として歴史的な運動へと発展した。

 意思統一集会での私の行動提起では、「『大阪発』の不服審査請求運動をさらに大きく発展させ、社会保障解体攻撃への国民的反撃としよう」と呼び掛けさせていただいた。


 集会後、介護保険審査会に対し、不当な審査請求妨害に対する申し入れ書を読み上げ提出した。
 不服審査請求2

2013年8月22日
大阪府介護保険審査会
会長 亀田 健二 様
全日本年金者組合大阪府本部
執行委員長  永井 守彦
全大阪生活と健康を守る会連合会
    会長 大口 耕吉郎
介護保険料に怒る一揆の会
 代表  宮崎 守正

審査請求に対する差別的取扱をやめ公正な審査を求める申し入れ書
 
大阪府介護保険審査会は、2009年度から、審査請求人に対し、「審査請求の趣旨・理由を尋ねる」とする文書を送りつけている。
不服審査請求の「趣旨」については、すでに提出している審査請求書に「介護保険料賦課決定処分の取り消しを求める」と明記されており、「理由」についても記載されており、形式的にも内容的にも適法な審査請求である。
とくに、審査請求のうち、「集団で提出された」と審査会事務局が判断したものについて一律に「お尋ね文」を送付していることは、審査請求書の「内容」でなく「提出方法」によって異なった取扱をするというものであり、審査請求人を差別する許し難いものである。
介護保険審査会の責務は、速やかに処分庁に弁明書を提出させ、内容審査を行うことである。
以上の立場から次の通り要求する。

                     記


1 介護保険法に規定する不服審査請求の要件を満たしている適法な審査請求すべてについて、速やかに内容審査を開始し、処分庁に弁明書提出を求めること。

2 審査請求人に対する「質問」「お尋ね」等は、審査請求内容に不備等がある場合に限定しておこなうこととし、審査請求書の「提出方法」「形式」等で一律に行わないこと。




その後、介護保険審査会、後期高齢者医療審査会、国民健康保険審査会の3つに分かれて審査請求書を提出し事務局に受付させた。
 不服審査請求1

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Category: 介護保険料
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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