2013/10/19 Sat
 京都で毎月行われておる「マイケアプラン研究会」の例会にお招きいただいた。
 
 1999年に京都で発足し、『マイケアプランは高齢者の権利宣言』と高らかに宣言され、
  私たち市民一人ひとりが「自立と自己決定」に真剣に立ち向かう時代、それは日本では介護保険実施と共にやってきました。 介護保険の基本精神は、自立と自己決定。すなわち介護サービスは、私たち利用者が自分で自由に選び、自分の責任で利用するものです。それならば、利用者の生活プランともいえるケアプランは、利用者が自分で作るのが基本ではないだろうか。
 こんな、とてもシンプルな発想から生まれた研究会である。

 実は、私もささやかながらこの研究会に少しだけお付き合いさせていただいた。
 
 最初の出会いは、2006年4月である。2006年に実施された介護保険改定で、新予防給付が導入され、要支援者のケアプランが「介護予防プラン」になり、地域包括支援センターにゆだねられた。
 「ケアプラン難民」への不安と、「ケアマネジャーが選択できない」「一方的に予防目標が押しつけられる」などの事態を想定して、大阪社保協主催の「マイケアプラン(自己作成プラン)」緊急学習会を開催した。このときこのマイケアプラン研究会代表の小國英夫先生を講師にお招きしたのがきっかけである。
 
 その後、マイケアプラン研究会が発行された「私にもつくれます マイケアプラン」という冊子にも原稿を書かせていただいたことがある。

 そして、今回の介護保険見直しである。

 10月18日の研究会例会で、私は「介護保険見直しと私たちの課題」と題して1時間ほどお話をさせていただいた。
 とくに「要支援者の保険給付の廃止」「所得によって2割負担」については、マイケアプランをすすめる方にとっても、重大な問題である。

 思えば、2006年の介護保険改定実施の「新予防給付」が私とマイケアプランの出会いであった。今度の介護保険見直しは、その予防給付を「廃止」して、地域支援事業に全面移行させようというのである。

 厚労省は「ケアマネジメント今まで通り」などと強弁しているが、「地域の実情に応じて」となっている。

 「真の利用者本位」をめざしてはじまったマイケアプラン運動は、介護保険大改悪の中で新たな試練に立たされている。






 
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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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