2014/05/21 Wed
5月21日、参議院本会議では医療・介護改悪法案の田村厚生労働大臣の趣旨説明が行われたが、議員に事前に配られた資料に誤りが見つり、紛糾した上、質疑に入らず、散会となった。
医療介護改悪法案は、参院選審議の初日からズッコケたことととなった。
参議院本会議は午前10時から、医療・介護の一括改悪法案について、各党の質疑が行われることになっていた。しかし、本会議の冒頭、田村厚生労働大臣が法案の趣旨説明を行った際、議員に事前に配られた資料に、別の法律昨年の国会で成立した「社会保障改革プログラム法」の説明が記載されていることが判明。


「第一」が二つある趣旨説明文書。厚生労働省の官僚が、資料作成の際に、前国会の資料を誤って切り貼りしたものだ

野党側の抗議により、山崎参議院議長が本会議の休憩を宣言。結局、この日は質疑を行わず、午後の本会議で予定されていた、難病患者に対する医療費の助成制度についての法案などの採決も見送られた。

議長席に詰め寄る野党議員

田村厚生労働大臣は、「あってはならない誤りで、誠に申し訳ない。2度とこのようなことがないよう省内で徹底していきたい」と陳謝したとのことだ。
しかし、19本もの医療と介護に関する法律を一括して改悪しようという政府方針と、衆議院厚生労働委員会での強行採決に示される、ごう慢な姿勢が、趣旨説明資料の「コピペミス」という前代未聞の事態を生んだ根本原因である。
「大臣陳謝」などでは済まされない。改悪法案を撤回することが、「まともな」国会議論の前提である。
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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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