2014/05/19 Mon
 5月18日午後、堺市の介護保険を考える会主催の「介護保険見直し問題学修会」が開かれた。100人以上が参加。

すべて地元のケアマネさん達の手作りの学習会。


学習会資料



 学習会では、この間取り組んできた「ケアプラン点検改善の提言の報告」とともに、「介護保険見直しの動向について報告」を私から1時間20分ほどさせていただいた。
 介護保険見直しについては、要支援サービス問題を中心に、ケアマネージャーの皆さんはものすごい危機感を持っていることが改めて浮き彫りになった。

以下は、事前に行ったケアマネジャーアンケートに書かれた意見。厚労省はこうした現場の声にこそ耳を傾けるべきである。

介護保険制度見直しについてご意見
○事業所の運営上、受けるところがなくなるのでは… どんどん報酬切り下げになるのが予測される。そこに受託した以上は、どんどん責任や 義務を持たせるのか。
○制度の見直しの度に不安が増す。介護支援専門員として、10年以上心休まる日がなく走り続けてきたが、仕事量に反して「やりがい」がなくなってきた。見直しの度の説明時、いつもケアマネジャーの責任のように苦情をぶつけてこられる。長く担当していても、信頼関係が保てない時がある。ケアプラン料が自己負担にならない事を願います。
○改正の為の集団指導が毎回遅すぎて仕事に支障が出ている。
市町村事業がどう整備されるか知りたい。
○サービス事業所の方が、ご利用者に「要支援になれば今後ケアマネは担当できないし、サービスも受けられない」と、言ったような不安を煽るような話をされていたと耳にしました。内容をきちっと理解しないまま先走った言動であると思いますが、ケアマネとしてもせめて正しく情報をお伝えできるようにしたいと思います。
○この制度はそもそも社会で、“要介護の方々を支えあう”を発足した制度で、全く裏切られた思いです。度々の改正は利用制限や切り捨てでした。保険料はupしています。利用できる方は増えています。軽度の方を切り捨てることは、結局“要介護”を増やすことであり、重度化は必然です。要支援を保険の対象から外すことに反対します。更に認定が厳しくなり、現在の“要介護Ⅰ”相当が要支援へ、軽く認定されるのではと先々心配しています。
○予防訪問介護の利用者は、老々夫婦や独居で家事等の援助が家族等から受けにくい状況である。今の費用と同等で、同じ内容が「地域支援事業」で継続出来ないと生活に困る。また予防デイサービス利用者は家族と同居や支援を受けられる人が多く、寝たきりになりたくないと意欲的な方が多い。その様な方すべてが、地域支援事業の受け皿に入れるのか。
○要支援者にとって、周囲との兼合いも考え、支援量を選択できる制度が必要。 「経費削減」は重要な事ですが、経費削減する為にありもしない支援を代替えしている。制度見直しになっていくように思えて仕方ない。
○いつも情報が後手になるので、利用者やサービス事業者は不安を感じている。今回、地域支援事業に要支援者を移行するのであれば、利用者や現場の声を反映させて頂きたい。
○机上の空論にならないで欲しい。
○保険の支出が大変なのは分かるが、ちまちまと弱い所がより苦しむ改正(改悪)は辞めて欲しいと思います。又、加算や単位の変化は事務的にも体力的にも消耗するので、頻繁にはして欲しくないです。
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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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