2014/05/27 Tue
5月27日午前、介護保険料に怒る一揆の会、年金者組合大阪府本部、全大阪生活と健康を守る会連合会、新婦人大阪府本部は、連名で介護保険制度改善を求める要求書を大阪府知事あてに提出した。

大阪府介護支援課に共同要求書を手渡す年金者組合大阪府米田副委員長(5月27日 大阪府庁別館)




2014年5月27日

大阪府知事  松井 一郎  様

全日本年金者組合大阪府本部
執行委員長  永井 守彦
全大阪生活と健康を守る会連合会
    会長 大口 耕吉郎
新日本婦人の会大阪府本部
 会長 川本 幹子
介護保険料に怒る一揆の会
 代表  宮崎 守正


  介護保険制度改善に向けての共同要求書
 
 現在、国においても法改正を含む介護保険制度の見直しが検討されています。

私たちは、介護保険料賦課決定処分に対する集団不服審査請求を毎年行っていますが、大阪府は、「制度問題に関する要望については大阪府において対応させていただく」と繰り返し述べてこられました。
 私たちは、介護保険制度の改善に向けての共同要求を取りまとめましたので、貴府においてすべての要求について回答を行い、解決に向けた話し合いの場を設定されるよう求めます。


1 介護保険料について

①第6期介護保険料の上昇を抑え、高齢者が無理なく負担できる水準とするため大阪府として必要な措置を講じること
 なお、第5期の府内市町村の介護保険財政見込みについて明らかにすること

②介護保険法改正により、低所得者の保険料軽減に対して公費投入の道が開かれたことを受けて、大阪府として、積極的に、国に対し、国庫負担の引き上げを働きかけること

③調整交付金が5%(全国平均)を下回る場合は、その差額分を公費で負担し、保険料の高齢者負担を増加させないにすること

④厚生労働省が従来示してきた「減免3原則」は、法改正案によりその根拠が完全に消滅したので、大阪府として国に対して、減免3原則の撤回を求めること。
 また、府内各市町村が高齢者の保険料負担を軽減するため、一般会計から繰り入れを行うことについて、大阪府として介入・干渉を行わないこと

⑤低所得者の介護保険料を軽減し、とくに第1、第2段階については、基準額の0.1程度以下となるようにすること

⑥本人非課税でも世帯に課税者がいるため保険料が高くなる矛盾を解消するため、非課税者については、個人単位で軽減をはかること

⑦介護保険料の減免制度を大幅に拡充すること。府内市町村の減免制度の格差を解消するため、大阪府として指導を行うこと
1)独自の低所得者減免を制度化していない自治体を一掃すること
2)年収150万円(単身の場合)以下の世帯はすべて減免の対象とすること
3)資産・扶養要件及び保険料完納要件を撤廃し、申請手続きを簡素化し利用しやすい制度とすること
 なお、府内市町村の独自減免制度の状況について大阪府として明らかにすること

⑧介護保険料の年金天引き(特別徴収)の強制をやめ、納付方法については選択制とすること。大阪府として国に政令改正を求めること

⑨介護保険料説明は、高齢者にわかりづらいものとなっているので、大阪府として、高齢者にわかりやすい懇切丁寧な情報提供等を行うよう各市町村を指導すること
 なお、府内市町村の介護保険料についての広報・説明の状況について大阪府として明らかにすること

⑩大阪府介護保険財政安定化基金については、廃止し、各市町村の介護保険料軽減のために活用すること。とくに、2012年度に取り崩し大阪府に返還された分は市町村に保険料軽減財源として全額交付すること。
なお、財政安定化基金の現在の運用状況及び今後の見通しについて明らかにすること


⑪大阪府介護保険審査会の被保険者代表委員については、広く公募を行い、被保険者の意見を広く取り入れること


2 介護サービス等について

①国の介護保険制度見直し案のうち、「要支援者のホームヘルパー・デイサービスの保険給付外し」「特別養護老人ホーム入所対象者からの要介護1,2の除外」「利用料の2割負担化」「施設利用者への食費・部屋代補助対象要件への資産・配偶者所得の追加」については、大阪府として反対すること

②行き場のない高齢者をなくすために、特別養護老人ホームなど施設・居住系サービスを大幅に拡充すること。大阪府として、市町村と協力し、詳細な実態調査を行い、必要数を明確にしたうえで年次的に整備を行うこと
 なお、現在の特別養護老人ホーム入所待機者の状況(要介護度別人数及び待機場所等の詳細)について明らかにすること

③サービス付き高齢者向け住宅をはじめ、府内で急増している高齢者住宅については、大阪府として実態を把握して、悪質なものについてはきびしく規制すること
 なお、サービス付き高齢者住宅の府内における整備状況について明らかにすること

④劣悪な環境に宿泊させるいわゆる「お泊りデイ」については、大阪府として実態を把握し、厳しく規制すること。宿泊・滞在ニーズに応えるために短期入所施設を整備し、低廉な負担で安心して泊まれるようにすること
 なお、宿泊サービスを行っているデイサービス事業所の状況について大阪府として把握している状況を明らかにすること


以上

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Category: 介護保険料
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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