2014/06/01 Sun

改悪介護保険では、要支援者のサービス(訪問介護、通所介護)の介護保険外しが狙われているが、その手法に「介護保険からの『卒業』」がある。
厚労省のモデル事業(市町村介護予防強化推進事業)の実態が明らかになった。

要介護認定の期間が切れて更新の認定で『自立(非該当)』と判定されたわけでもないのに、自治体側がサービス終結を決めるというのは異常なやり方である。




しんぶん赤旗2014年6月1日(日
介護保険「卒業」を強要
国のモデル事業参加の自治体



東京都荒川区の事例

事例1(80代女性 要支援1)

東京都荒川区では、腰痛でかがめず掃除などが困難な80代の女性が、10年以上受けてきた「生活援助」を13年度末で打ち切られました。
女性は要支援1と認定されているのに、地域包括支援センター(区が設置)の職員に、介護保険で受けられる「生活援助」をやめてボランティアの“家事支援”に変更するよう再三迫られたと嘆きます。「今のサービスがいいと伝えましたが、何度もいわれるので『もういいです』といってしまった」
ボランティアの“家事支援”は介護保険サービスに比べ3倍近い利用料と2千円の年会費をとられます。「貯金を取り崩して暮らしている。消費税も上がり、先行きが不安になるばかり」と話します。



事例 2 Bさん(要支援1)

足腰の痛みのためにつえなしでは歩けず「要支援1」の認定を受けている別の女性Bさんも、「デイサービスを卒業して福祉センターの風呂に行ってください」などと迫られ続けています。自宅を訪れた区の地域包括支援センター職員から、1時間にわたって「卒業」を求められたこともあります。
Bさんが足腰の痛みを話せば、職員は「痛みのない動きで掃除する方法を区の理学療法士に指導してもらったらどうか。掃除の器具を買ってください」。歩いて足腰を鍛えていると話せば、「それだけ元気ならデイサービスでボランティアをしたらどうか」。サービス「卒業」を拒み続けると、「自分でできるようになることを目標にして、いま計画を立ててください」とBさんの介護計画の変更を迫り、変えるというまで職員は席を立たなかったといいます。
Bさんは「なぜ生活の仕方まで他人に指図されなければいけないのでしょうか」といいます。














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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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