2015/01/10 Sat
厚労省社会保障審議会介護給付費分科会の手を離れ、「マイナス幅」を巡る政府内駆け引きの段階を入った2015年度介護報酬改定。
一部報道では「マイナス2.27%」もの大幅な引き下げが報じられている。
介護保険制度が始まって最初の2003年度改定がマイナス2.3%、表示方法が違うので単純に比較できないが、過去最大規模の引き下げとなる可能性がある。
しかも、介護人材不足から「介護崩壊」の危険性すら指摘されている中での引き下げである。
さらに、粗雑な調査結果でしかも「平均値」を比較して、「中小企業よりも介護事業者は収支差率が高い」、「特別養護老人ホームには巨額の内部留保」など、恣意的な宣伝を繰り返しての引き下げである。
国民向けに「介護報酬が1%下がると1000億円の税・保険料負担が軽減される」などという巧妙な世論誘導まで行なっている。

このような卑劣なやり方でのマイナス改定は断じて許してはならない。


時事通信


2.27%引き下げへ=15年度介護報酬改定―政府
時事通信 1月10日 0時44分配信
 政府は9日、2015年度介護報酬改定について、2.27%引き下げる方向で最終調整に入った。11日に行われる麻生太郎財務相と塩崎恭久厚生労働相の閣僚折衝で正式決定する。引き下げは06年度以来9年ぶり。下げ幅は過去最大だった同年度の2.4%よりは小さくなる。
 介護報酬は、特別養護老人ホーム(特養)やデイサービスなどの介護事業者が提供したサービスの対価として受け取る報酬。原則として3年に1度、水準を見直している。
 高齢化により膨らむ介護費用を抑制するため、政府は15年度改定で報酬全体を減額する方針を決めていた。下げ幅をめぐっては、財務省が3%程度を主張する一方、厚労省は大幅な引き下げには反対していた。 








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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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