2016/06/30 Thu
6月29日、介護保険料に怒る一揆の会は、年金者組合大阪府本部、大生連と共同で、大阪府介護保険審議会に対して「介護保険料 不服審査請求の改善を求める要求書」を提出しました。行政不服審査法が改正されたことと、この間の経過を踏まえた要求書です。交渉は7月20日の予定。


2016年6月29日
大阪府介護保険審査会 会長 様
全日本年金者組合大阪府本部
執行委員長  永井 守彦
全大阪生活と健康を守る会連合会
会長 大口 耕吉郎
介護保険料に怒る一揆の会
代表  宮崎 守正
介護保険不服審査請求の改善を求める要求書
貴職におかれては、被保険者の権利利益の救済のためにご尽力をいただきお礼を申し上げます。
さて、介護保険の不服審査請求について、下記のとおり要求をまとめましたので、ご検討をいただき、早急に回答及び話し合いの場を設定していただきますようお願い申し上げます。

1 行政不服審査法改正を踏まえ、「簡易迅速」な審査・裁決を行うため、標準審理期間を定めることとし、その期間は「3ヶ月」すること。
2 不当な「審査請求趣旨確認文書」の大量送付と「却下」をやめ、原則すべての審査請求を本案審理の対象とすること。
① 介護保険料に対する不服審査請求のうち、「却下」とされた率が急増している(2013年度7.9%、2014年度18.5%、2015年度40.6%)が、却下とした「判断基準」について明らかにすること。
② 2013年12月4日に審査会事務局は、審査請求について「幅広く本案審査の対象をとらえる」と明言された。今後もこの立場を堅持し、提出された審査請求について、すべて本案審査の対象とすること。
3 口頭意見陳述方法を改善すること。
① 口頭意見陳述は審査会委員が出席すること。
② 同一市町村から5人以上の口頭意見陳述申立があった場合は、当該市町村の地域内で口頭意見陳述会場を設けること。
③ 処分庁(市町村)からの出席者は、意見陳述の場で請求人からの質問に対し責任をもって回答できる者を出席させること。
④ その他、口頭意見陳述方法を改善すること。
4 本年6月15日に貴審査会事務局が示した「審査請求説明書」について以下のことを修正すること。
① 4-②「審査請求の留意点」について、審査請求人に処分の「違法性」の証明を求める記載となっている。行政不服審査請求は、行政庁の「違法または不当な処分」について国民が「簡易迅速」な手続きにより「広く不服の申立ができる」ことを目的とした制度(行政不服審査法第1条)である。
この趣旨に沿って書き改めること。
② 行政不服審査法改正によって、口頭意見陳述において処分庁に対する「質問権」が認められたことの説明が全く欠落している。質問が出来ること及びその手続きの概要等について記載すること。
5 介護保険料決定通知書を紛失されている場合、不服審査請求書は、介護保険料決定通知書写しの添付なしで受け付けること。なお、一部の保険者窓口において、介護保険料決定通知書の「再交付」に容易に応じない事例がある。保険者に対し、スムーズに再交付するよう審査会事務局として周知徹底すること。
6 不服審査請求の受付にあたっては、「簡易迅速」に「広く不服申立てができる」という行政不服審査制度の趣旨を踏まえた柔軟な取り扱いを行うこと。とくに高齢者に十分配慮した対応を行うこと。
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Category: 介護保険料
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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