2016/10/02 Sun
「介護保険は詐欺だ! 」と告発した公務員―木っ端役人の「仕事」と「たたかい」を発刊した。
目次
序章 わたしのふたつの顔―「介護保険窓口の木っ端役人」と「介護保険告発の活動家」
第1章 たった一人で反乱 2000年、堺福祉会の不正を告発
第2章 堺市を舞台とした福祉・介護の不正とのたたかい
第3章 大阪社保協(福祉・介護オンブズネット、介護保険対策委員会)の活動
第4章 介護保険料を告発し続けた16年間
第5章 役所の中で解決しなければ住民とともに わが公務員人生
第6章 平和運動、自治体労働運動―私の思想遍歴
終章 介護保険は詐欺である
はじめに
「介護保険は詐欺である」。
ひと昔前なら、こんなことを言えば「あなた、気は確かですか?」と言われただろう。ましてや堺市の区役所介護保険窓口で仕事をしている堺市職員(地方公務員)が言えばなおさらである。
私は今年(2016年)3月に堺市を定年退職し、公務員でなくなったが、現職の時から「介護保険は国家的詐欺」と告発してたたかってきた。この本は、公務員の私が、なぜ、介護保険制度を「詐欺」と断じるに至ったのか、そして、なぜ、役所の中にいながら介護保険を告発してたたかうことができたのかについて書いたものである。
そのキーワードは、公務員ならだれもが「宣誓」する「国民主権」「憲法擁護」である。
転機となったのは2000年4月の不正告発である。「たった一人で反乱」(第1章)で書いたようにクビ覚悟で行った刑事告発によって役所のしがらみから自分を解き放つことができた。失ったものも多かったが、「堺市を舞台とした福祉・介護の不正とのたたかい」(第2章)では、現職公務員としての福祉・介護オンブズマン活動を心おきなく展開することができた。さらに、「大阪社保協の活動」(第3章)を通じて、国・厚生労働省と立ち向かい、大阪府内、全国各地にともにたたかう多くの仲間たちを得ることができた。
そして、介護保険料の仕事をしながら、それを通じて知った高齢者の怒りと声なき声を力に故福井宥さんの遺志を継いで介護保険料一揆や介護保険料裁判をはじめ「介護保険料を告発し続けた16年間」(第4章)は、私の公務員生活で最も充実した時期であった。
私は、堺市役所に入った23歳の時から、「憲法遵守」を誓った公務員と現実の職場と仕事の断絶に愕然としながら、「役所の中で解決しなければ住民とともに」(第5章)たたかうのが住民の利益にかなう道であることを学んできた。一方、暗中模索と過ちだらけの「思想・活動遍歴」(第6章)の持ち主でもあるので正直に告白させていただいた。
「介護保険は詐欺である」。今、この発言に対して、多くの方が「そうかも知れない」「このままでは本当に詐欺になる」と共感されるようになった。それだけ介護保険制度は悪くなってきた。さらに、現政権が進めようとしている「社会保障改革」の路線がこのまま強行されれば、高い介護保険料だけ取って、実際はほとんど使えない制度へと介護保険は改悪されていくだろう。この道だけは何としても押しとどめたい。
将来、この本が「退職公務員のたわごと」と一笑されるような、明るい未来になることを念じている。
元堺市職員   日下部雅喜
ご注文は Amazon 
日本機関紙出版センター 
スポンサーサイト
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索