2010/11/06 Sat
軽度者切り捨ての介護保険改悪メニュー。

ところで、この「原型」が、一昨年の2008年5月13日、財務省の財政制度等審議会財政構造改革部会に資料として出されている。「軽度者に対する介護給付見直しによる影響額試算」という表である。

 ここでいう「軽度」とは、要支援者に加え要介護1と要介護2までをさす。

 1「軽度者」を介護保険の対象外にすれば 約2兆900億円 の節減
 2「軽度者」の生活援助のみの場合の給付を介護保険の対象外にすれば 約1100億円 節減
 3「軽度者」の負担割合を1割から2割に引き上げれば 約2300億円 節減

 というような計算である。
 
 人の生活と命を削ることをなんとも思っていない ゼニカネ勘定だけの暴論である。いかにも財務省の考えそうな案である。

 これが報道されたとき 当時の 舛添厚生労働大臣は「きいていない」と不快感を表明した。厚生労働省の担当者も「データは厚労省のものだが、そのような案はもっていない」と否定した。
 さすがに、腐っても厚労省である。

 ところがである。

 今回は、社会保障審議会介護保険部会で 厚生労働省が 同じような軽度者切り捨てメニューを持ち出してきた。

 だからこそ 絶対に許せない。 「ペイアズユーゴー原則」は、厚生労働省官僚のアタマまで、財政論一辺倒に変えてしまったのであろうか。

 国民の力で、彼らの アタマと性根をたたきなおさなければならない。
 
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Category: 介護保険見直し
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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