2010/12/31 Fri
 「岐阜県山間部は50センチの積雪」 こんな 天気予報で 心配しながら
 12月30日夜に 岐阜県下呂市の実家に到着したが、雪など何にもなし。
 今日 大晦日 も 粉雪はちらつくものの 積雪は 今のところなし。
 穏やかな 田舎の実家で ゆっくりと「わが一年」を振り返る。

前半は、介護保険 訪問介護のサービス制限・ローカルルール解消の取り組み

 昨年から準備していた、大阪社保協・よりよい介護をめざすケアマネジャーの会による「ここまででこきる!ホームヘルプサービス」は4月に出版。

 これと平行して、大阪府内各自治体のローカルルール是正の取り組みは 2月堺市、4月和泉市、5月東大阪市、8月寝屋川市など 次つぎと それまでも サービス制限を緩和する 通知や 説明 などを新たに行った。

 大阪社保協による 大阪府訪問介護Q&A改正問題ヘルパー・ケアマネジャー研修会も 3月東大阪市、4月泉州地域(貝塚市)、5月北河内地域(枚方市)、7月大阪市、10月北摂地域(吹田市)など 各地で開催し、府内自治体すみずみに 大阪府レベルでのローカルルール打破の成果を広める活動への広がった。

 さらに、近県への この取り組みの拡大についても、兵庫県、和歌山県での介護関係者学習会をはじめ「ヘルパーのつどいin奈良」(9月)、「ヘルパーのつどいin京都」(11月)など、広がった。この広がりは、広島市でのローカルルール是正の対市交渉など具体的な成果をあげ、北九州市や愛知県でも学習会が取り組まれ、介護関係の雑誌や新聞でも報道されるなど、われわれに予想外の規模となった。

 そして、後半は、介護保険制度2012年度改定に向けての 取り組み。

 7月からの社会保障審議会介護保険部会で本格的な検討が始まったこの検討作業では、改善どころか大改悪のオンパレードの内容となって11月末に「介護保険制度見直しに関する意見」となって具体化した。
 「ペイ・アズ・ユー・ゴー原則」で 利用者にすべての負担と犠牲を押し付ける大改悪である。
 
 これについては10月から12月にかけて、現場からの発信を中心とした反対運動を呼びかけ、結果として政府与党をして「負担増先送り」まで追い込んだ。

 介護保険料不服審査請求運動、介護事故裁判など、引き続き課題や、地元堺市で地域の仲間ととりくんでいる地道な活動もさまざまな問題を投げかけ、立場をこえた対話を広げてきた。
 心残りは、福祉介護の不正や権利侵害問題への取り組みが十分できなかったことである。

 思いつくまま、さまざま 記したが、何か戦略や「年間目標」があったわけではない。そのときそのとき、国や地域でおきていることに対して「これはなんとかしなけれな」「これは許せない」と思ったことを、まず、調べ、そして学びながら、そして、いろいろな人と知恵を出し合い、それぞれの立場で力を出してもらっただけのことである。

 2010年の私の年賀状には
「いろいろ紆余曲折はあっても、時代は動き、社会は変化する。そんな実感を強く持った一年でした。流されぬよう、そして自己の信念にそった生き方を貫きたいと思うこのごろです。たとえ、失うものがあったとしても一度しかない人生、自分の納得のいくように、そして万人が『生きていてよかったと思える社会の実現のために。』」
と、書いていた。

 どこまで、その実現に近づいたかはわからないが、浅学非才の身でありながら、それなりに 小さな貢献ができたのではないか、と思う一方、少なくない方々にはご迷惑をかけていることを反省するしだいである。 

 以上 私の 2010年の振り返りとします。
 
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Category: 雑感・雑記
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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