2011/01/04 Tue
 4日仕事始めと同時に 正月とは決別して 仕事 そして 活動の日々へ。

 年末から年始にかけての政府与党の動きをみると 2011年は 社会保障運動にとって正念場の年となりそうである。

 ひとことでいえば 「成長戦略」の名による 社会保障の「市場化・産業化」と「社会保障財源のため」という口実による消費税増税=国民への負担増 への道を許すかどうか の年である。

 昨年12月14日に閣議決定された「社会保障の推進について」では、
「社会保障の安定・強化のための具体的な制度改革案とその必要財源を明らかにするとともに、必要財源の安定的確保と財政健全化を同時に達成するための税制改革について一体的に検討を進め、その実現に向けた工程表とあわせ、23年半ばまでに成案を得、国民的な合意を得た上でその実現を図る。」
 と言いきっている。

 また、民主党の「税と社会保障の抜本改革調査会」が昨年12月6日に明らかにした「中間整理」では、
「消費税の引き上げを提起する場合には、国民の理解と納得を得るためにも、消費税を社会保障の目的税とすることを法律上も、会計上も明確にする。その際の「社会保障」とする給付費の範囲は、まずは高齢者3経費を基本とし・・・」 
としている。
 この高齢者3経費とは「年金・高齢者医療・介護」の費用をさすものである。

 昨年、新たな高齢者医療制度の法制化や介護保険の見直しは、高齢者の負担を大幅に増加させる「改革案」が審議会・検討会レベルで取りまとめられながら、国民の根強い反対の声の前に、通常国会への法案提出が困難視され、「先送り」の方向が強まっている。

 その一方で、これら高齢者の 社会保障費用の「財源対策」を口実とした消費税増税が一挙に強まろうとしている。

 高齢者分野以外でも
優先的に取り組むべき子ども子育て対策・若者支援対策として、子ども手当法案、子ども・子育て新システム法案(仮称)及び求職者支援法案(仮称)の早期提出に向け、検討を急ぐ。」(12月14日閣議決定)
 としており、まさに正念場である。 
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Category: 社会保障問題
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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