2011/01/15 Sat
 1月15日 北九州市で「よりよい介護をめざす連絡会」が発足した。

発足総会・講演会に招かれた。

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北九州市社保協が呼びかけ 市内のケアマネジャーや介護事業者から70人が参加し、会場はいっぱいになった。

「介護サービスが使えない! ~療養型病院で見られる“介護難民”」とのテーマで 若い医療ソーシャルワーカーの報告がすばらしかった。

 年金16万円で夫婦二人ぐらしの要介護3の男性。介護者であった妻が病気になるとたちまちショートステイにも費用負担ができずサービスを抑制せざるを得ない事例

 78歳一人暮らしの女性が脳梗塞で緊急搬入 病状は安定したが 夫は死別、子はなし。要介護2で 退院後の行き場がない。年金11万円のみで 多大な借金もあり、入所できる施設が見つからない。

 さらに、要介護5の 認定は受けたが、無年金であったため介護保険料をずっと滞納されており、給付減額が「2年間」と記載された保険証を交付され、介護サービスがまったく受けられない81歳の女性。同じように要介護5の認定を受け、滞納により「4年間」の給付減額の保険料を交付された94歳の女性 

 介護サービスが使えない人々の事例を、実に見事に まとめて 報告された。

 北九州市の区役所の介護保険係長も 「介護保険窓口の現状」を率直に報告された。

 自治体レベルで こうした 介護保険の現状と向き合い よりよくしていこうという 会は とても貴重である。

 参加したケアマネジャーは、「ケアマネはいつも孤独だ。市の事業者連絡会はいつも 縦型の「上から」の連絡や指示ばかり。横につながれる場がほしかった」と 会の発足を歓迎する発言をされていた。

 私からは、「2012年度介護保険はどうなる!よりよい介護を実現するために」というテーマで1時間ほどお話をさせていただいた。

 介護保険見直しで「利用者負担増」を押し返したものの、要支援者の生活援助を保険給付からの除外が「保険者判断」で可能となる仕組みが持ち込まれようとしているとき、自治体でのたたかいがあるかないかが、「地域包括ケア」問題を含めて、その地域での介護の在り方を左右する。

 北九州市でのこの「よりよい介護をめざす連絡会」発足はとてもタイムリーである。 




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Category: 介護保険見直し

思安庭 >>URL

北九州市に負けず!

大阪は もっと元気出さなきゃ~!
「ヘルパーのつどい」の 詳細が知りたいのですが…m(_ _)m

Edit | 2011/01/17(Mon) 23:19:57

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき) >>URL

Re: 北九州市に負けず!

ホームヘルパーのつどいin大阪 は 下を参照してください
 http://www.osaka-syahokyo.com/bira/20110314/2011.3.13-helper.11.pdf 
 http://www.osaka-syahokyo.com/bira/20110314/2011.3.13-helper.12.pdf

ぜひ おこしください!

Edit | 2011/01/19(Wed) 04:00:04

 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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