2011/01/30 Sun
 久々に経済・財政問題を真剣に勉強した。

「日本の貧困と社会保障を考える -連続講座-」
   第2回 「高齢者の貧困と介護保険」
 
というテーマで2月5日に学習会の講師を仰せつかった。

 その中で、

 ○高齢者が増える⇒財源がない⇒消費税、という構図は本当なのか。
 ○高齢者が大切にされる社会はどうすればつくれるのか。


 という依頼があった。

 財務省の資料から、民主党の「税と社会保障一体改革」の中間整理からいろいろ 読みあさった。

 900兆円を超えるという政府債務(いわゆる財政赤字)問題についても、国民経済から考えていけば、至極当然の結論が出てくる。

 国債残高が多いからといって日本が破産するわけでない

日本の国債問題についての見方 
①労動によって生み出された「富」
  勤労者には半分しか分配されず、しかも大きな格差
②現行税制ではその「富」の再分配が機能しない
  金持ち・大企業・投資家・資産家優遇
③「国債」(政府の借金)は、国民の「貯金」(金融資産」が政府資金に回ったもの


だいたいこんなところが私の結論である。

 今一度、マルクスの資本論に立ち返ることにした、さっそく資本論第3巻の1「資本主義的生産の総過程」を20年以上ぶりに読み返してみる。

 あと、高齢化=危機論についても、社会科学的には 当然の結論

高齢化問題と「生産力」

人類の高齢化(寿命の伸長)は
 生産力増加の成果 社会進歩の偉大な到達
  加齢により労働能力が減退しても生活資材を社会が十分に提供できる
 科学技術の発展による高い生産力は、
  より少ない労動力で より大きな生産を可能

問題は、その生産力の成果を
高齢者を含めた社会に公正に配分できる仕組みかどうか


この点は資本論は直接に記述はないが、マルクスの世界観からは当然でてくる結論であろう。
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Category: 社会保障問題
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)

Author:福祉・介護オンブズマン管理者 日下部雅喜(くさかべまさき)
 福祉・介護オンブズネットおおさか事務局長
 介護保険料に怒る一揆の会事務局長
 大阪社会保障推進協議会介護保険対策委員
 
 

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